2013年12月24日火曜日

非ウールアウター MA-1

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非ウールアウター MA-1
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[メンズ・レディス]東京・冬のトレンドチェック
期間:2013年12月14日
気温:10度 はれ
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
「アウターの非ウール化」が進んでいるように見えます。
流行の変化を眺めるという行為は、時間を味方につけるということ。
そして商品開発・店頭投入のタイミングを見極めるうえでも重要な作業と考えています。
タイミングを最適化することはプロパー消化率向上に寄与し、キャッシュフローに影響を与えます。


まず現在の状況をチェックしておきます。
「非ウールアウター」を大雑把に分けると、
「ヘビーナイロン系」と「ソフト合繊系」の2タイプに分かれます。
前者はMA-1で、後者がダウンブルゾンや中綿ブルゾンのイメージ。
どちらもファッションマニア層に確認できる、ホットアイテムであることは間違いありません。

「MA-1」タイプに注目しますと、
シルエットはメンズの場合ですと、ジャストサイズで十分通用する初期段階でありますが、
レディスではオーバーサイズ。コンパクトなボトムを合わせるトータルシルエットが新しい。

カラーはオリーブ、ネイビー、ブラックと、基本色は既に揃っていますが、
今シーズンの新鮮カラーはオリーブ系です。

デザインもベーシック。まさにトレンド初期段階にあると判断できます。
MA-1は次シーズンに繋がるアイテムであるとして、この先は
「ファッション層での拡大ベクトル」、「フォロワー層での兆候ベクトル」をチェックする必要があります。

また他方で、
ヘビーツイル使いのコートを確認。新しい見え方が印象に残りました。
しかし、こちらはファッションマニアの希少種でありますから、
参考としてメモしておくことにします。


用語解説:
「非ウールアウター」とは、ウール素材以外のテキスタイルを使用して作られたアウターのこと。
例えば 綿ツイルやナイロンタフタ素材使いのアウターが該当します。


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