2013年12月21日土曜日

モード系 コートルック

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モード系 コートルック
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[メンズ]東京・冬のトレンドチェック
期間:2013年12月14日
気温:10度 はれ
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
今シーズン「アイビー、プレッピー系」に押されている「モード系」スタイルでありますが、
ファッションマニア層にはしっかりと支持され、進化していると見ています。
ここで言う「モード系」とは、どちらかと言うと「アバンギャルド」のイメージが重なっているかもしれません。

ところで、
「モード系」の未来を想像するときに、レディスを先行事例としてチェックしておく事は有効であると考えます。
レディスカジュアルゾーンにおける「モード」を参照してみると、
主婦層への広がりと、低年齢化が同時に進行しているように感じます。
よって20代前半のファッションリーダー層はこの見え方から脱出し、
「昭和レトロ婦人」「90年代バブリーOL」など新しいテイストに流れていると想像します。
「昭和レトロ婦人」とは、
1970年代のコートルック。千鳥柄のロングトレンチコートルックがイメージ。
当時のファッション誌「VOGUE」や,「主婦の友」で確認できます。
「90年代バブリーOL」とは、
当時の水商売女子のファッションがお手本。リアルファーのジャケット・コートルックがイメージ。

・・・以上チェックしてみたものの、直接的には
メンズの参考にならないかもしれませんね。






あとがき~
マジョリティを狙おうとするならば、
メンズモード系はどこを向いて進んでゆけば良いでしょう。
そもそも、このようなニッチを狙うことの必要性はあるのか無いのか?
「現在のニッチは、未来のメジャー」
これは私達が過去に何度も体験してきた、歴史上の事実であります。
”今”に囚われてしまう現在の競争環境であるがゆえに、
”未来”を想像する姿勢・力を尊重する事が大切と考えています。
目的合理性を持って未来を想像し、道を切り開いてゆく事こそが、未来の利益に繋がるはずです。

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