2016年6月17日金曜日

ボリューム・モード【登場】

[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2016年06月11日(土)
気温:29度 晴れ 13:30~14:45
対象:アーリーマジョリティ中心
母集団N:108人
標本数(n):4人







































































ビッグシルエット、ボリュームシルエットどうしのアイテムを組み合わせたルックに関して、
昨年まではどちらかというと消極的な見方をしておりました。
理由は 背の低い者には不向きなシルエットではないかという思い(込み)からです。
が、今春から随分と見慣れた感じがします。

見慣れてきた理由は2つあって、
1.「数量変化」・・出現率の増加が実感できる。
2.「質の変化」・・オピニオンリーダーが着用している。
となります。

その様な状況下、「ボリューム・モード」というジャンルを立て動向を眺めてゆきます。
定義はまだ有りませんが、
ベーシックウエアをモード的(前衛的)解釈でリ・デザインしたルック としておきます。

従いまして素材、ディティール、シルエットに前衛的エッセンスが入って来るイメージになります。

前衛的エッセンスは、コレクショントレンドから採用され、中でも新規性・独自性の高い要素を取り込むことになります。

カラー展開は「モノトーン」「オールブラック」「ブラック&ホワイト」「カマイユ配色」などが分かり易い。

2016年6月16日木曜日

モードなシャツルック【登場】

[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2016年06月11日(土)
気温:29度 晴れ 13:30~14:45
対象:アーリーマジョリティ中心
母集団N:51人
標本数(n):3人









































































シャツ復活の気配を感じましたのでメモしておきます。
春夏のシャツ比率が変化する可能性を意識しながら、今後も推移を眺めてゆこうと思います。

ちなみに今シーズンはTシャツが主流で、布帛プルオーバーとニットTシャツが拡大しております。
ビッグTシャツのボクシーなシルエット(形状)をベースにモード(前衛的要素)を取り入れ、
新しいシャツをデザインするというアプローチが良いかもしれません。

今回とりあげるシャツルックの共通項は黒パンツ(黒スラックス)がコーディネートアイテムで
ある点です。

シャツ素材の選択肢は2方向あり、「合繊の柔らかさ」と「高密度の張り腰」です。