2015年6月26日金曜日

ビッグトップス【拡大】

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ビッグトップス【拡大】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月20日(土)
気温:26度 晴れ 13:30~15:00
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
身体をすっぽりと包み込む様なBigなシルエットのビッグトップスが【拡大】しています。
とりわけワンピース風のものが要チェックで、ショートパンツと合わせるパターンを多く確認しました。

夏はTシャツタイプが登場しており、この流れで秋のトレーナータイプに受け継がれることでしょう。
いっぽうで差別化の波もあり、例えば
ニット素材や厚地のワンピース素材を使ったビッグトップスの提案が成されると思います。
ビッグシャツ、ビッグカーディガン、ビッグコート、ビッグワンピース、、、

コーディネートアイテムは、「メリハリ」と「ゆるゆる・ぶかぶか」。
前者はショートパンツ、レギンス、タイツ、タイトスカートなどボディフィットアイテムを合わせ、
後者は腰回りのゆったりとしたテーパード&クロップドのパンツ、ロングスカート、ワイドパンツ、ガウチョパンツなど。

2015年6月25日木曜日

無地Tルック【拡大】

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無地Tルック【拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月15日
気温:27度 晴れ 16:30~1730
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
無地Tルックが拡大しております。
目新しいのはビッグシルエットの無地Tルック。(上段写真)
無地Tルックはマジョリティ層にまで拡大しておりますが、良く見ると傾向と対策がそこには存在しています。

【シルエット】・・・
「ビッグシルエット」と「レギュラーシルエット」。
前者はストリート、モード中心に広がりを見せており、後者はベーシックアメリカン中心に拡大。

【素材】・・・「粗野」「きれいめ」「スポーツ」に分かれます。
「粗野」は米・西海岸系の粗野でヘビーウエイトのコットンで「チャンピオン」が代表イメージ。
「きれいめ」は 光沢感のある表面感で、エレガンスメンズ系の主流。
「スポーツ」は機能素材やメッシュ組織などでアディダス、ナイキなどのスポーツブランド。

「ディティール」・・・ポイントアクセントがトレンド。
スポーツブランドに見られる様な「ワンポイント刺しゅう」。また
「胸ポケット」もアクセントディティールの流れであると考えます。異素材切り替えはピークに達し、
トレンドの場は”形状変化”に移動しています。
そしてポケットとは別に、「飾りネームの叩き付け」が待機しています。

全くの無地を志向する場合、コーディネートセンスが勝負になり、Tシャツは
サングラスやハット、シューズ、アクセサリーのこだわりを引き立てる為のベーシック・パーツである。というコンセプトのもとに着こなしを組み立てる必要がありそうです。
何か大げさになってしまいましたか?

2015年6月24日水曜日

カラフルPOPなファッション【登場】

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カラフルPOPなファッション【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月20日(土)
気温:26度 晴れ 13:30~15:00
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
いっぽうで「モノトーン」トレンドが巾を効かせている中で、「カラー化・POP化」というベクトルも存在しています。
今回はPOP化の側についての考察です。
商品ライフサイクル曲線上に置くと【登場】段階に位置します。
スタイルは「スポーツミックス」「ストリートモード」、無理やり分けるとそんなかんじ。

アイテムで見ると、
「セットアップ」は数年来継続してきたものですが、マジョリティ(多数派層)トレンドで切り取ると、
今シーズン継続、来シーズン拡大と評価しています。

柄域はどうでしょう。
「民族調、エスニック」「プリミティブ、幾何」「カレイド柄(万華鏡Kaleidoscope)」あたりが新鮮。

最後に原宿のPOPファッションについて、
過去を振り返ると、2011年の震災直前がPOPファッションの黄金期だった様な気がしていました。
当時は若い欧米人等がPOPファッションに身を包んでストリートウオークを楽しむという現象が印象的でした。
あれから4年の歳月を経て街と人、様相は様変わりしています。
今回、POPファッションに対して思うことは、”やっぱり原宿やで”という期待感。
人々の期待が、未来を創りだすのだと信じています。

2015年6月23日火曜日

スポーツミックス・スタイル【拡大】

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スポーツミックス・スタイル【拡大】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月20日(土)
気温:26度 晴れ 13:30~15:00
対象:アーリーマジョリティ中心



(・∀・)ノ゛
5-6-7月の3ヶ月間が勝負(と考えている)のスポーツミックススタイルですが、
現在の動向をおさらいしておきましょう。
ブランドで見ると「アディダス」「ナイキ」「ラコステ」を多く確認してきました。
そして今回チェックするのが「フィラ」です。

理由は簡単、1990年代のストリートファッション・インスピレーションが支持されていて、
フィラは当時ブームに乗っていたブランドのひとつだからです。
他にも「トミーフィルフィガー」「ポロラルフローレン」など幾つかの人気ブランドがありました。
その中でも「なぜフィラが?」の問いへの回答は、
シューズ展開が成されていたからではないかと思います。
ブランドコラボがし易いんでしょうね。(企業都合より)

ウエアの特徴は、大胆な切り替えデザインとPOPなロゴ。
COOLな「ブラック&ホワイト」系と「POPな「カラーブロッキング系」に分かれ、後者が多少盛り上がってきている印象を受けました。

また他方で、
シンプルな「無地系ワンポイントもの」がヤング層にも広がってきた点をメモしておきます。
この傾向は2-3年前のアダルト・メンズと類似している点が面白いなと思っています。

最後に少し気になったこと。
「大胆切り替えスポーティ」の流れは一部の中国人観光客にも見られます。
中身は全く異なるのですが、スポーツミックスというカテゴリーで括ると同じであります。
これってローカルアジャスト?という問いでした。

2015年6月20日土曜日

ロングカーディガンの進化【拡大】

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ロングカーディガンの進化【拡大】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月15日
気温:27度 晴れ 16:30~1730
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
ロングカーディガンは2015春の【登場】トレンドアイテムでニット素材が中心でありました。
今回の簡素で進化していると感じたのは素材に関してで、例えばシャツ生地やレース使いのロングカーディガンが新しい。
いずれも「透け感」がキーワードであります。
イメージするルックは「エレガンスモード」、「エスニック&ビンテージ」。

2015年6月19日金曜日

ロック系男女【登場】

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ロック系男女【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月15日
気温:27度 晴れ 16:30~1730
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
ロック系ファッションを今シーズンの【登場】スタイルとしてメモします。
分類方法は、大きく3つのラインを設定し、さらに枝分かれさせて行きます。

1.「80年代のワーカー・ゴリゴリロック系を感じさせるタイプ」
2.「80年代のモード・テクノPOPの影響を感じさせるタイプ」
3.「90年代のグランジファッションの影響を感じさせるタイプ」

注目ワードを列挙します。
「破れ、穴の開いたクラッシュデニム」。
「チェックのネルシャツを腰に巻きつけ」る。
「ロングベスト、ダークカラーTシャツ」。
「スタッズで飾り立てたリメイクロックTシャツ」。
ロンT、ブーツ、サングラスなど・・・

晩夏から秋、7/末~9月に再登場する可能性があると思います。

2015年6月16日火曜日

タイダイTシャツ【登場】

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タイダイTシャツ【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年06月15日
気温:27度 晴れ 16:30~1730
対象:アーリーマジョリティ中心



(・∀・)ノ゛
エスニックトレンドの活発化と並行し、タイダイ(絞り染め)Tシャツを複数人確認しました。
ところでエスニック要素は昨年以前より随所に散らばっており、例えば2-3年前には”段染め”が流行ったり、エスニックインスピレーションのグラフィックプリントが存在していたりしました。


さて今回、
「タイダイ」はエスニックトレンドを象徴する色柄の”見映え”であります。
2014年は一部のコアなファッションリーダー層に見られた物ですが、
2015年は前期多数派層34%で複数人確認したと、いうわけです。
とは言え、今後の広がり方は未知数でありますから、
レディスの動向とともに見守ってゆく必要がありそうです。

2015年6月11日木曜日

胸にワンポイントアクセント【登場】

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胸にワンポイントアクセント【登場】
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[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日~31日
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心



(・∀・)ノ゛
今シーズンのデザイン・ディティティールは「ポイントインパクト」または・「ワンポイントアクセント」が新しい。例えば先日の2レポート「胸ポケット」や「アクセントボーダー」が該当します。
そして今回新たに「胸にワンポイントアクセント」を追加します。

「胸のワンポイント刺繍・ワッペン」浮上の理由は、
70年代というファッションテーマが関係していると思います。
1970年代後半、当時もトラッドをベースにしたスポーティファッションのトレンドがあり、
ワンポイント刺繍が施されたポロシャツやBDシャツが流行ったそうです。

一方で反論もあり、
ワンポイントトレンドは、メンズアダルト市場では70s調トレンドとは無関係に、2年前から夏の主役で存在してきたという事実です。
この現象については日本ファッションの歴史・50年の時間を経て出来ている市場構造と関係が深いと考えており、
もう少し深層的なところから語らねばならないと思います。よって今回は対象外とします。


戻ります。

今回確認したワンポイントのうち、興味を惹かれたものが、
1、シャツ・大きめの刺しゅう(またはプリント)
2、Tシャツ・刺繍ワッペン・・・チャンピオン、AE
3、Tシャツ・大きめのロゴプリント・・・MHL.

2015年6月10日水曜日

胸ポケット【継続・拡大】

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胸ポケット【継続・拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日~31日
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心





(・∀・)ノ゛
「ポケット付き」は昨シーズンから継続するディティールトレンドでメンズ中心の現象であります。
昨年は単に「ポケット付き」であること自体が目新しさでありましたが、今年は変化球を用いたポケット付きデザインが見られます。

ではポケットの素材・形状について、気が付いた特徴的なものを記載しておきます。

1、「身頃と同素材のポケット」は、形状に変化を付けたタイプが新しい。斜めに歪んだ様な形やフラップ&スリット、
またポケット位置をずらして存在感(違和感)を強調させたものに興味を惹かれました。

2、「異素材ポケット」は、ニット素材使いが拡大していますが、私の中では既にに陳腐化しています。

3、「ワンポイントmix」が新鮮で、中でもポケットの上からオーバープリントしたタイプが今回は面白いと感じました。

今後、刺繍やアップリケなど2次加工のバリエーション拡大で盛り上がる可能性大と思います。

2015年6月9日火曜日

アクセントボーダー【拡大】

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アクセントボーダー【拡大】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日~31日
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心



(・∀・)ノ゛
スポーツmixなトレンド・ディティールのひとつに「ライン使い」があります。
チルデンニットやアディダスの3本線が象徴的なライン使いの例であります。

ところでこの「ライン使い」にも傾向があます。
今回取り上げるのは「アクセントボーダー」で、他のライン使いと区別することで焦点を定めます。

8スタイルのうち、
6スタイルが無地ルックに、ラインでアクセントを置いたデザイン。
2スタイルがロゴとボーダーの組み合わせ。
2タイプの「アクセントボーダー」デザインに着目します。

上記ディティールは複数あるトレンドテーマのうちのひとつ、「無地ルック」に合流して、
今後も進化・継続してゆく可能性を秘めていると評価します。
「択一」ではなく「共生」・「先送り」ディティールと言い換える事もできそうです。

2015年6月8日月曜日

ビッグプルオーバー【登場継続】

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ビッグプルオーバー【登場継続】
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[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日(木)
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
ビッグプルオーバーの行方はどうなるのでしょう?
前期多数派市場34%にまで広がりうるものかどうか?気になる方も多いと思います。
歴史を紐解くと答えは「広がる」です。ただ突然死してしまう可能性のある危険商材だと思いますので、リスクを張る際は客層とタイミングを外さないよう注意が必要ですね。
リスク軽減のためには消費者実態と自社の店頭動向を比較分析するのが良いと考えます。

さて、「ビッグプルオーバー」は男女共通トレンドで、
今回はメンズ3・レディス3、合計6名のサンプルが取れました。

レディスについて、
3つの視点からビッグプルオーバーの未来を感じることができそうです。
1「アウターワンピース」・・・張り腰のあるアウター素材を使ったワンピース。
2.3「カットソーワンピース」・・・「オーバーTシャツ」と「ロングワンピース」に分化。

メンズについて、
スエットとTシャツに集約されている中で、目新しいのがニットTシャツ。
エスニック、70sトレンドとも合致。
麻混、ナチュラルカラーのビッグニットTはチュニックトップの様な趣きもあり、ボトムはビッグショーツが似合います。

2015年6月5日金曜日

エスニック風味【登場】

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エスニック風味【登場】
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[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日~31日
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
2015春夏の注目テーマ「70年代調」のうち、夏に向けて「エスニック風味」が拡大してゆくことでしょう。今回は先触れの意味を込め現状をチェックしておきます。
商品ライフサイクル上「エスニック風味」は、5月後半を【登場】日と位置づけておきます。

ところで「風味(Fuumi)」とは、ものや人などから受ける好ましい感じ。風情であります。
「キミ、エスニック風味だね」と言われたらそれは褒め言葉であります。
「ツンと、エスニック風味だね」と言われたら、それは香りや味わいについての見解です。今回のテーマには沿いません。

エスニックは男女共通トレンドで、
メンズは「プリントもの」レディスはプリントものと「素材、ディティール」であります。
メンズのプリント柄について、今回は良いと感じる物が見つかりませんでしたがレディスが参考になります。

カラーを取り上げると、生成りを代表とするナチュラルテイストが浮上。そして
ダークカラー、アースカラーなどシックな色柄が浮上し秋に向けて拡大すると思います。

素材・ディティール面で見ると、麻がらみ、デニム、フリンジ、レース、かぎ針、パッチワーク、アップリケ刺繍など。キーワードを列挙しておきます。

2015年6月4日木曜日

オールインワンとサロペット【登場】

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オールインワンとサロペット【登場】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日~5月31日
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心



(・∀・)ノ゛
5月後半からカジュアルなサロペット姿とエレガンス系オールインワンの出現率が増えた様に感じます。よって5月を同アイテムの【登場】月と仮定し、継続ウオッチのリストに加えます。

さて、両アイテムの最初のピークは晩夏から初秋。
理由は「70s」「ボヘミアン」テーマに連動すると考えるからですが、
ちょうど現在のファッションタイプ・ファッションテイストもそれに沿ったカタチであるように思います。

今シーズンのオールインワン、サロペットのルックにまつわる新鮮ポイントを2つ挙げると、
1.「デニムやカーデを羽織る」・・・ニットやシャツのプロデュサー巻き、ジャケット等の肩羽織り。
2.「ウエストマーク」・・・細ベルトや、オールインワンの上に羽織ったシャツの裾を結ぶ。

デザイン面では、
合繊系の柔らかな素材使いで、フリルやドレープ感のあるシルエットが新鮮。
また夏に向けてエスニック調のプリント使いに注目できそうです。
シャーリング、ドロー、ギャザー、パフ、ベアショルダー、スリーブレス、ショート丈

2015年6月3日水曜日

アディダスとナイキ【拡大】 (adidas版)

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アディダスとナイキ【拡大】(adidas版)
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[レディス・メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日(木)
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
スポーツミックススタイルが【拡大】しています。
今シーズンは「アディダス」と「ナイキ」が登場し主役の座を争っています。
(昨年までは「ニューバランス」でしたね)

2015年春のスポーツミックスは、スポーツブランドのグッズを取り入れて作るスタイルが中心で、
対象アイテムはシューズとソックス。シューズはスニーカーのみならず、サンダル系が新しい。
ソックスについては「アクセントボーダー」から「ワンポイント刺繍入り」のソックスが【登場】しています。

また裾野の拡大とともに、マーク入りTシャツも【登場】。代表例はアディダスのマーク&ロゴTシャツ。他にもナイキのスオッシュ入り白Tシャツなど挙げられます。

スポーツミックススタイルは来春夏にもまた新たに形を変えて登場すると思っているのですが、
未来を占うひとつのキーワードとして、「POP化]を挙げておきます。
POP化の事例は後日またレポートします。

ガウチョパンツ【登場】

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ガウチョパンツ【登場】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日(木)
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:前期マジョリティ層中心


(・∀・)ノ゛
GUのTVCMで話題となったガウチョパンツが5月後半、気温25度を超える辺りから登場しております。
ガウチョパンツは2015年の【登場】アイテムで、呼び慣れない方もいらっしゃるようで、ガバチョパンツと呼ぶご婦人に遭遇しました。

「ガウチョ(Gaucho)」とは民族の呼称で、アンデス山脈東部の牧畜に従事していたスペイン人と先住民等との混血住民。
エスニックトレンドを下敷きにした積極的なトレンド提案型アイテムであります。

いっぽう、ワイドパンツは春の先行トレンドであります。
現在も遭遇機会は多く、ガウチョまとめて【拡大】傾向にあります。

着こなし方は、ブラウスやプルオーバートップスの裾をパンツにインする姿が新しい。
シルエットに特徴がある分、比較的装飾性が少ないシンプルなデザインが選択されているようです。

2015年6月1日月曜日

無地Tルック【拡大】

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無地Tルック【拡大】
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[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年05月28日(木)
気温:25度 曇り 16:30~17:40
対象:アーリーマジョリティ中心


(・∀・)ノ゛
昨年夏、白Tシャツに濃色デニムパンツを合わせる、超シンプルなカジュアルルックが、
ファッションリーダー層中心に見られました。2015年夏はその流れを継続しつつ、
スポーツミックス、モードミックス等の新たなルックが登場、裾野を広げています。
流行ライフサイクル曲線では【拡大】段階と位置づけ、動向をウオッチしています。

無地Tルックのテーマとして分かり易いのは「白黒コーディネート」で、
白のTシャツに黑のボトムを合わせるタイプ。男女共通現象です。
Tシャツの新鮮要素は、ボクシーシルエット、ポケット付き、太めの衿巾、短めの着丈、そして対照的なビッグシルエット。

また、服がシンプルになるとグッズの登場機会が増すようで、
ハット、ネックレス、サングラス、腕時計のコーディネートが復活しております。