2015年12月25日金曜日

ビッグパンツ・ワイドパンツ【拡大】 

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ビッグパンツ・ワイドパンツ【拡大】 
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月19日(土)
気温:12度 晴れ 13:30~14:50
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:147人
標本数(n):11人




ビッグパンツ・ワイドパンツ等ボリューム系パンツがファッション層の間で拡大している様でしたのでメモしておきます。
147人中11人、7%の着用率でした。(前回11/21調査時 5%)
着用者層はファッションリーダー層とファッションに未熟なフォロワー層の両極に分かれている印象が大。

シルエットは大きく3つ、ストレート、テーパード、サルエルに分かれ、ソフトも含め「テーパード」が最大値です。

カテゴリーで分けるとスラックスタイプが最も多く、次いでデニム、スエット地となりました。綿パンツタイプは今回は未確認です。

カラーは約7割がブラックでした。

丈のバランスがポイントで、失敗の最大要因にもなっている様に思います。
裏返すと成功要因でして、
パンツ丈x靴xソックスの「足首のおしゃれ」領域にも気を使う必要がありそうです。

ビッグパンツ・ワイドパンツはシルエットに主張が強い分、コーディネートが難しいアイテムだと思います。お手本となる事例が少ない事が、サマになっている人とそうで無い人の差が容赦なく表れているのかもしれません。
この辺りが普及率16%の溝を超えられない原因のひとつになっているかもしれないと思います。


2015年12月24日木曜日

デザインブルゾン・刺繍ワッペン/PT【拡大】

[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月19日(土)
気温:12度 晴れ 13:30~14:50
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:147人
標本数(n):6人

 
アウターのデザイン化が進んでいます。
対象となるのはほぼ全てのタイプで、今回はデザインブルゾンに注目します。

デザイン化の方向性はストリート系、スポーツ系、モード系、アメカジ系に分かれます。
それらの中で2015FWシーズンテーマ「ミリタリー」テーマと合致するアメカジ系の出現率が最も高いようです。
リード商品を設計する際、シーズン前に業界主導で幾つか提示されるシーズンテーマのうち、
第一テーマに合致させることが重要になっていると思います。
いっぽうで購買は個人のライフスタイルに合わせた”シーズン単品買い”であります。
よって着用率の推移と新鮮ディティールの発生時期を重ねあわせ、需要を予測することとなります。 従来のMD手法と違うのは、”外部の顧客情報(≒街のビッグデータ)の分析と
デザインへの導入”であると考えデザインのIT化で精度向上をめざします。


今回取り上げるデザインブルゾンの変数は、「刺繍ワッペン」、「アップリケ」、「プリント」。
147人中6人、4%の着用率でした。

2015年12月22日火曜日

トラディショナルルック【登場】

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トラディショナルルック【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月19日(土)
気温:12度 晴れ 13:30~14:50
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:147人
標本数(n):3人









































ブリティッシュトラッドに注目します。今回キャッチしたのは、
アイビールック(アメトラ)に対するブリティッシュトラッドの意味で
ライフスタイル(生活様式・価値観・個人の生き方)であります。

トラッドには”着こなしのルール”があり、それは支配や統治・規則など昨今の混乱する社会に対するメッセージ性を感じると共に、機能性とスポーティな感覚であることが昨今の風潮に合致している気がします。

ブランドで言うとBarbour・バブアー で英国上流階級のアウトドア・ライフスタイル。
人によっては、おしゃれな30代会社員向けブランド?と思われるかもしれません。
が、今回の意味合いはそうでは無くて、ストリートファッションの中での新鮮ルックの発見であります。
よって私的にキャッチしたキーワードを継続ウオッチによって確かめててゆくという作業の、最初の一歩とご理解くだされば幸いです。

方向性は3つ。
「レトロなアウトドアー」「レトロなエレガンス」「モードミックス」。
以上をメモとしておきます。


2015年12月21日月曜日

レトロダンディールック【登場】

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レトロダンディールック【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月19日(土)
気温:12度 晴れ 13:30~14:50
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:147人
標本数(n):3人


 
 
レトロダンディーとは1980年代のダンディズム。自身のスタイルを持っていてカリスマ性を備えた人物像。
今回女性の「男性的な」の意味であるマニッシュに対して、男から見てカッコいい男を意味する言葉として
ダンディーとしておきます。個人を特定すると誤解が生じると思うのでここでは触れません。
2016年春夏テーマを参照するとレディスではフェミニン(女性らしさ)が浮上する中
メンズでは「男っぽさ」に注目できるというイメージであります。
モノトーン系で細見のシルエットにネクタイやソックスのアクセントカラーという、イタリアンな要素を感じさせます。
また、黑いサングラス、ヒゲ、オールパックやリーゼントという服以外の要素が
「レトロダンディールック」に大きなウエイトを占めている気がします。
今回147人中3人の「レトロダンディールック」に該当する人物を確認しました。
比率にすると2%でファッション偏差値70以上、大学に置き換えると東京大学や京都大学のレベルであります。
 
 

2015年12月18日金曜日

カラーコート【登場】

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カラーコート【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):10/73人
















































コートのカラー化(カラフル化)に注目します。
カラー化に該当する色はオレンジ系、グリーン系、イエローマスタード系、ブルー系の4色で、コート全体の13.7%を占めました。
最頻色はグリーン系、注目色はオレンジ系、斬新色はイエロー/マスタード系であります。

色柄は広く面で目に入ってくるものなのでシーズン毎にテーマカラーを押さえることが大切だと思います。
しかしながら昨今のメンズストリートではセオリー通りには事は運んでいない様に見えます。
例えばグリーンは昨年の新鮮カラーですが、
今シーズン「ミリタリー」テーマに沿う形で色味が変化し再登場しています。
そしてカラーコートの中では、今回の集計に限っては最頻色でありました。

この部分だけを切り取ると、法則性は「昨年実積のトレンド色xシーズンテーマに合わせて変化」で、最も稼げる(かもしれない)カラーバリエーションの設定ができる(かもしれない)ことになります。

ちょっと話しがずれますが、
課題はここから先のデザイン制作のプロセス変更にあると思っておりまして、
社内で議論する前にデザイナーのアイデアを「すぐに市場で試してみる」ことができる環境が
作れれば、目の前にある諸問題が多少なりとも解消し何より未来に備える事だと思うのです。
それは「デザインのデジタル化」と「デザインに分析を取り入れる」ことだと考えます。


2015年12月17日木曜日

コートの素材変化【現状確認】

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コートの素材変化【現状確認】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):9/73人


 


















































コートのデザイン化が進んでおります。
ロング丈、ダブル前立て、ショール衿、ブルゾン衿、衿なし、シャツ風、カーディガン風、カラーコート,etc。

前回「非ウール系」の中で素材トレンドについて少し触れましたが、
今回はウール系も含めた全てのコートを対象に”素材変化”をテーマに現状を考察してみます。

今回キャッチした「コートの素材変化」のテーマに合致するキーワードは3つ。
1.杢調(ミックス柄)、2.チェック、3.柄織物です。
1.「杢調(ミックス柄)」...杢糸以外に白黑2色の糸と織り組織で作られるミックス柄に注目。
2.「チェック」...ブロック、シャドー、大柄など脱定番柄が進行中。
3.「柄織物」...パッチワーク風、幾何などシーズンテーマに合致した柄が登場。

以上を出発点とし、業界発信のテキスタイルトレンドを新レイヤーとして現状の上に重ねます。
そしてストリートを継続ウオッチし変化を更新し続けておりますと、
だんだんベクトル(方向と大きさ)がはっきりと浮かび上がってくるのではないかと思います。




2015年12月16日水曜日

非ウール系コート【現状確認】

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非ウール系コート【現状確認】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):17/73人
















































コートのデザイン化傾向は丈や衿型などの形状変化が先行しているようです。
今回は素材変化の動向をキャッチするために「ウール:非ウール」で現在の比率を押さえておきます。また特徴的なデザインをメモし次回に繋げます。

アウター全般におけるコートの比率は47%で、そのうち「非ウール系」に該当するものは23%でした。ファッション層の10人に2.3人が非ウール系だったということになります。

混率は外観からの推測なので”参考”としてください。
”綿がらみ”が中心で、合繊素材がトップトレンド。
後者はレディストレンドでもあり、メンズにおいてはニュートラルやモードのファッションタイプに合致しています。今後は中間を狙った素材設定が落としどころになる気がします。

もうひとつの方向性はスポーツ素材でアウトドアーブランドに見られるような機能の付与や
張り腰のある風合いが特徴です。ボリュームシルエットを強調する場合にも相性が良いと思います。


2015年12月15日火曜日

ロングコート【拡大】

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ロングコート【拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):8/73人



 
 















































冬のコートトレンド考察、今回は”丈”に注目します。
アウターの種類を5つに分けるとコートは47%のウエイトがありました。
そのうちロングコートは8人居て比率にすると11%です。
ファッションリーダー層のコートルック、10人に1人がロングコートを着用していたことになります。

丈だけでも十分主張していると思うのですが、この日の観測ではさらに
カラーバリエーションの広がりもみられ黑以外が50%存在していました。
さらにダブル前立てであったり、衿の形状にデザイン性を持たせていたりと、
コートのデザイン化現象をここでも確認できました。

次の変化の方向性ですが、素材バリエーションの拡大が予想できます。
テキスタイルトレンドを合致させ「非ウール」でデザインの方向性を検証してみると良さそうです。
たとえば我々の場合、ストリートから拾い集めたキーワード(変数)を目的に沿って再編集し、
多変量解析で最適解を求めた後、デザイナーの感性を注入してゆきます。
(デザインに分析を取り入れます)




 

2015年12月11日金曜日

M-65タイプのデザイン化【登場】

[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):3/24人

 
 

2015年秋の最大風速は「ミリタリー」テーマに軍配が上がると感じています。今シーズン、M-65型のフィールドジャケットはMA-1に代わる提案アイテムとしての役割を持っており、それなりの結果を出していた様に思います。

M-65型は季節アイテムということもあり今回の観察が2015年の最終メモとなりそうです。
全てのアイテムで”デザイン化”が見られるなか、
M-65型も例外ではありません。

今シーズン(秋)の登場アイテムでありながら、シーズン末にはデザイン化が見られるということで、これは冬のテーマ「クラフト調」の中で表現されているようです。
 
アウターにおける「M-65タイプのデザイン化」の比率は12%。
コートやジャケット等全てのアウターを含めると1.9%。100人中2人の出現となります。
以上が「M-65タイプのデザイン化」の今回の位置づけ。
 
次に「デザイン化の要素」を羅列すると以下のとおり。
「パッチワーク調のデニム切り替え」「プリント入り」「スタッズ」「ワッペン」。
 
今回は確認していませんが他アイテムに見られる「デザイン化の要素」を、
次シーズンのテーマに沿って用いてみるのも良いと思います。
 


 

2015年12月9日水曜日

ビッグブルゾン【登場】

[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):4/28人











































ブルゾンにもデザイン化の波が押し寄せています。今回はシルエットに注目。
2015年夏のビッグTシャツが決定づけた感のあるビッグシルエットの拡大傾向は、今秋のワイドパンツ/ビッグパンツ、ビッグシャツ、ビッグジャケット、ビッグコートと巾を広げてきました。

課題は「深さ」が足りないことで、夏のビッグTシャツ以来「拡大」フェーズに入ったアイテムが確認出来てない状態が続いています。

レディスとは状況が異なっている点がミソで、
今回ブルゾンのビッグ化をキャッチできたことは意味のある事だと思います。

アウター全般の中でブルゾンが28点。
28点の中でビッグブルゾンは4点でした。比率にして14%。
ビッグデータと定点比較するとさらに面白いと思います。

ファッションタイプは全員が「ミリタリー」ミックスであった点も特徴的。
実積をベースにビッグシルエットという新しい要素をかけあわせリニューアルするという昨今のパターンですね。

しかし公式は分かっていても正解を出すのが難しいのは、流行の変化が地味で分かりにくい上に小規模でスピードが速いからだと思います。そして対策はデザイン部門のオンライン化にあると考えています。



バックプリント・バック刺繍アウター【登場-3】

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バックプリント・バック刺繍アウター【登場-3】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):7/72人


















































今秋より観測に入った「バックプリント・バック刺繍アウター」は、
10/17の調査レポートに始まり約2か月の間、10%程度の出現率を維持してきました。
(10/17は10%。10/31は13%。12/05は10%の出現率)
この状況をどう評価するか?

偏差値化すると誰にも分かり易いと思うのですが、そうでは無くて特徴を分解することとします。
バックプリント・バック刺繍アウターの評価軸は、1.ファッションタイプ、2.対象アイテムの2つ。

1.ファッションタイプはさらに「ミリタリーミックス」、「ストリートミックス」、「モードミックス」の3つがあり。
2.対象アイテムは「ブルゾン」「コート」「アウター」(「コーチジャケット」)となります。

以上が特定できると次の階層もほぼ自動的に決まってきそうです。
例えば「ミリタリーミックス」+「ブルゾン」に「素材」と入力すると出力は「ヘビーツイル」となります。

原料・テキスタイルトレンドやコレクション情報など未来データを変数として事前に入れておけば、検索条件に応じて回答は変わってきます。

2015年12月8日火曜日

ボリュームネック・アウター【登場】

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ボリュームネック・アウター【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):5/142人

 









































”ネック形状の変化”が全アイテムに共通する2015FWトレンドです。
アウターに関して、秋口に「カラーレス(衿なし)」「スタンドカラー」が登場しました。
世間の多数派はベーシックトレンドで引き算のディティールが支持されている感があります。

アウターのネック形状は、チェスターコートのテーラー衿、ブルゾンのリブ衿など
インナーのタートルネック比率に比例するカタチで推移しており今後もその構造は継続する気がします。

ところが一方でそれらとは対極の「アウターのボリュームネック化」
または「アウターネックのデザイン化」の芽と見られる現象が確認できました。

今回観測した「ボリュームネック・アウター」の該当数はコート.アウター総数142人に対してわずか5人。比率にすると3.5%で、偏差値で見ると70<65 あたりとなります。

大学に置き換えると「北海道大」「東北大(法・文・経済)」「横浜国立大(経済)」あたりの様です。
((「ファッション偏差値」=(得点-平均値)÷標準偏差x10+50)(「大学別偏差値」ベネッセ/マナビジョンより))



2015年12月7日月曜日

タートルネックニット【拡大】

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タートルネックニット【拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年12月05日(土)
気温:16度 晴れ 13:30~15:15
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:178人
標本数(n):13/48人



























































ネック形状の変化がすべてのアイテムで起こっています(シャツ、トップス、アウター、コート)。
秋口はカットソーアイテムでハイネック・タートルを着用する姿がファッション層で確認できました。
11月に入って気温の低下とともにニットの着用率が上昇し、
インナータートルがある程度のまとまりとして確認できる様になりましたので定量的に押さえておきます。

この日のニットアイテムにおけるタートルネックの比率は27%でした。
約3割ですから数値だけで見ても「拡大」のフェーズに入っていることが分かります。
ファッション偏差値は急激に50の平均に接近しており、形状だけでみると今シーズン一般化すると思います。

デザインは判別しにくいのですが、ミドル~ロゲージの無地が中心でベーシクカラー。
オフホワイトが今年っぽさの主流でカラーニットはごく小数。

コーディネートアイテムはコートが60%でした。
コートについてはビッグシルエット化タイプとの相性が良いと思いますので、
そこに合わせてタートルネックニットの"次の1手"を考えてみるのも良さそうです。


2015年12月4日金曜日

キルティングブルゾン【登場】

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キルティングブルゾン【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月28日(土)
気温:14度 晴れ 13:30~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:175人
標本数(n):5/26人

 
 



























































ブルゾントレンドは11月も止まりません。
表地がキルティング素材になって進化を続けるブルゾンルックを塊りで確認しましたのでメモしておきます。
形はやはりMA-1タイプが基本であります。

着用者層は 登場ステータスであるにも関わらず、既にマジョリティ層である様に見えました。
短期間で拡大する可能性もありますが、反対に地味に終息する可能性もありそうです。
他に良いブルゾンが出現しないなど周辺環境によって結果は変わってくるのではないかと考えています。

この日確認したキルティングブルゾンは、ブルゾン全体の19%(26人中5人)でした。

デザイン面でのチェックポイントが他に2つ。
1.リブ衿が3点でその他フォード1、スタンド1でした。(ノンネイティブ等イメージ)
2.肩ヨーク切り替えになっているものが3点あります。

以上まずは最初の点を打っておきます。
 
 
 
 

2015年12月3日木曜日

エスニック・フォークロア調【登場】

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エスニック・フォークロア調【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月28日(土)
気温:14度 晴れ 13:30~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:175人
標本数(n):5人





















































業界発のファッションテーマのうち、「エスニック・フォークロア調」が冬の装いで登場しています。
また、ストリート先行型?かもしれない他のテーマ、例えばワーク、ビンテージ、アウトドアーなどともミックスされてゆく事が予想され、今後の動向に注目したいと思います。

今回確認したのは175人中6人で、比率にすると3%でした。
数字だけで見ると偏差値70以上の高いレベルでありますが、
イノベーター曲線上で見ると また少し違った評価になるかもしれません。



アイテムの”柄化”が拡大しておりますが今後を占う先行指標となるかもしれません。
まずはどの様なもが今回観察できたかメモしておきます。

色:ベージュ~ブラウンとグレイッシュカラ-が新鮮。
柄:南米風エスニック幾何柄。
形:チュニックトップスが新鮮。
細部:手仕事風太ステッチ、2重臼、生地裏使い(風)、フリース調、カットオフ、ボア使い。

以上に ”今どきディティール”が加味され、ちょっとした進化が延々と繰り広げられる・・・というのが昨今のデザイントレンドを象徴するものだと思います。


 
 


2015年12月1日火曜日

モード&アバンギャルド【登場】

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モード&アバンギャルド【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月28日(土)
気温:14度 晴れ 13:30~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:175人
標本数(n):7人












































今冬、一部のリーダー層に「モード」や「アバンギャルド」が登場し、複数人確認できる様になりました。
そもそも原宿と言えば、「モード」や「アバンギャルド」のイメージがあるかもしれませんが、今回
ファッションマニア層では無さそうな人種も多数混じっていた点が印象的でした。

カラーコーディネートを見ると、
黑を主体としたモノトーンコーディネートがセオリーですが、
今回新鮮に映ったのは、「グレーxグレイッシュカーキxブラック」のカラーアソート。

これは2015年のシーズンカラーと出現率1、2位のカラーの組み合わせであり、
さらにモードという先端的スタイルで再現されている点に意味がある様に思います。
来シーズンにも使えそうな公式ですね。

キーワードを抽出してゆきますと、
スリムフィットのパンツ、ナローシルエット、ショート&ロングの丈コーディネート、、、などなど。

デザインに落とし込む際は、
”ミニマルモードで表現するベーシックスタイル” という見方をするとアイデアが広がるかもしれません。

この日撮影・分類した「モード・アバンギャルド」出現率は3.4%(7/175人)でした。
まだまだ これからという感じですね。



 

コートのデザイン化傾向【登場-2】

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コートのデザイン化傾向【登場-2】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月28日(土)
気温:14度 晴れ 13:30~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:175人
標本数(n):14/62人



















































先週(11/21)気が付いた”コートのデザイン化傾向”を2週連続でレポートします。
先週と比較しますと、
「1週間で気温が6度下がりコートルックが6%増加し、コートのデザイン化比率は変わらなかった」ということになります。

商品ライフサイクル曲線上の「拡大」フェーズにあると言えそうです。
今回確認したデザイン・ディティールは
「ダブル前立て」「ビッグシルエット」「ブルゾン風デザイン(MA-1風)」「カラードコート」。
「チェック地コート」も同じデザイン化トレンドに入りますがここでは除外しています。

ファッションテイストは 「アバンギャルド/モード」の流れが新しく、
ブラックやモノトーン中心のルックでオピニオンリーダー層の間で拡大している印象があります。
シルエットは「ゆるい」と「ナロー(細長い)」に分かれます。
(このレポートでは細長いデザインコートは掲載していません)



 



Tweet:【デザイナーの未来-3】
「コンピューターに創造力をインストールする」ためには、デザインの変数設定力がカギになると思います。「デザイナー個人の能力の高さ≒変数設定力の高さ」と考えているからです。
変数設定は人間の意思が入るほうがよくて それが”性能”の違いとして評価されるべきだと思っています。

2015年11月30日月曜日

チェック地コート【登場-2】

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チェック地コート【登場-2】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月28日(土)
気温:14度 晴れ 13:30~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:175人
標本数(n):9/62人


















































先週(11/21)よりコートのデザイン化現象をキャッチしております。
シルエット、ディティール、テキスタイルなどデザイン化の切り口は複数ありますが、
チェック地を使ったコートはテキスタイルトレンドに合致したもので地盤として結構強いかもしれないと思っています。
先週は8%(4/48人)の出現率で
今週は15%(9/62人)の出現率でした。
「ウインドーペン」タイプはダウントレンドで2本線使いなどの「複雑化」へと移行しています。
「オンブレ調」は秋に浮上したシャツのチェック柄トレンドで継続。
「ブラックウオッチ調」はグリーン系以外の展開で来シーズンに繋がると予想するものです。
そして今回新たに注目すべきが
「多色使い」であります(写真上段)。
デザイン・シルエットはクラシックエレガンスタイプとガウンタイプの2極で後者が今の気分に合致していると思います。



 
 
 
Tweet:【デザイナーの未来-2】
 ”感性の数値化(≒デジタル化)”は、IoT社会における生き残りの必須手段で、デザイナーの頭の中で行ってきた創造力(思考回路)をコンピューター上にインストールするということなのかもしれません。
 
 

チェック地のコート【登場】

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チェック地のコート【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月21日(土)
気温:20度 晴れ 13:45~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:188人
標本数(n):4/48人















































2015年11月、コートのデザイン化傾向をキャッチしております。
副題を”脱チェスターコート”とし今シーズンの主流デザインと対比させることで細部がより分かり易くなると思います。
前回は 衿型、シルエット、ディティールの変化を中心にレポートしました。
今回は素材「柄」です。
素材傾向として”柄の復活”があり、チェック柄も今秋からシャツアイテムで浮上しました。
レディスも同様でロングシャツ、スカート、など幅広いアイテムでチェック柄が見られました。
柄域は昨年とは異なり、ウインドーペンがダウントレンドなのに対して、タータン調、オンブレ調が目新しい。
また ”シャツっぽいチェック柄”という切り口も有効です。
デザイン傾向は今回 以下3つの切り口で確認しました。
1.「ロング丈のジャケット風」、2.「ガウン風」、3.「ベルテッド」。
チェスター型のチェック生地使いが確認できなかった点が気になるところです。
柄に主張が強い分、軽さが感じられる様なデザイン(ガウン風など)で開発されたのかもしれません。
チェック地のコートは、全コートルック48人中4人(8.3%)でした。
規模を求めるアイテムでは無く、旬を取り入れる役割のアイテムだと思いますから、
着用者層の動向を計りつつ適量を効果的に配置する商品開発が良さそうです。


2015年11月27日金曜日

ゆったりプルオーバー『登場』

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ゆったりプルオーバー『登場』
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月21日(土)
気温:20度 晴れ 13:45~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:188人
標本数(n):7/71人


 
 
 
シルエットの変化をキャッチ。
体を包み込む様なゆったりフォルムに注目します。
対象アイテムはプルオーバー、コート。

今シーズン、とくにレディスニットで拡大しているシルエットトレンドは、
メンズファッション層においても広がり始めている...
というのがストリート全体を俯瞰したときの印象・関係性であります。

 今回取り上げるのはカットソー、ニットのゆったりタイプのプルオーバー。
このシルエットの行方はレディスが先行指標となりそうです。
まだまだ発展段階で、今後は”変化の度合い”を追ってゆく必要がありそうです。

チェックポイントは「着丈」「身幅」「肩幅」。
 股下丈xドロップショルダーを中心に全体のバランスを見ることになります。
 今回確認した「ゆったりプルオーバー」は
中肉・厚地のニットとカットソーで 71人中 7人(10%)存在していました。

偏差値に置き換えると60から70ポイントの間で
ファッション層に支持されているシルエットだと思います。
(ファッション偏差値=(得点-平均値)÷標準偏差x10+50)




























Tweet:【デザイナーの未来-1】
2020年以降のデザイナーの仕事は人工知能との性能競争になるかもしれないと思っています。
機械に使われる立場から逃れるためには準備が必要でそれは ”感性の数値化(≒デジタル化)”です。

2015年11月26日木曜日

脱チェスター! "コートのデザイン化" 『登場』

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脱チェスター!  "コートのデザイン化" 『登場』
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月21日(土)
気温:20度 晴れ 13:45~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:188人
標本数(n):11/48人



 

冬の防寒アイテムがウール素材に変わり数シーズンが経過しました。
2015冬シーズンはチェスターコートがピークを迎えますが、
同時に次の新しい芽が出現しています。
今回はコートの”脱チェスター”化現象の芽をチェックします。

アイテムのトレンド変化はコーディネートアイテムの変化でも補足できます。
たとえばケーブルニットは先行指標として参考になると思います。
2014年にピークを迎えたケーブルニットは、2015年向けには「脱オーセンティック」をテーマに、
「過去見たこともない様な柄」と「カラー化」「素材変更」でリニューアルされました。
2015年のチェスターコートも同じ様な状況であると考えています。

今回撮影したコートは合計 48人で「コートのデザイン化」に該当するのが11人でした。
比率にすると23%で数値だけ見ると既に「拡大」フェーズにあります。

この状況をどう読むか?
セレクトショップを含め多くの店頭ではファッションアイテムとして提案されていますが、
ファッションリーダー層では既に脱チェスター化が進んでおり、
マジョリティ層とは異なるフェーズ(コートのデザイン化)に入ったと判断します。

ざっとキーワードを挙げると、
「ウールのステンカラーコート」、
「ブルゾン風衿」、「カラーレス」、「ビッグフォルム化」、「リバーシブル」「ダブル前立て」
「切り替え」、、、この他にも「素材変化」がありますが今回は除外しています。





















【分析することの意味-3】デザイナーは新しい未来を創る(未来を変える)ことが仕事で、未来を変える(未来を創る)には分析で因果関係を把握することが必要になります。それは経営≒因果関係であると考えているからです。これが「デザインにも分析が必要」だと思う根拠となっています。

2015年11月25日水曜日

ワイドパンツ・ビッグパンツ『登場-2』

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ワイドパンツ・ビッグパンツ『登場-2』
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月21日(土)
気温:20度 晴れ 13:45~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:188人

 

 
 
 
パンツシルエットの動向チェック。
2015年10月の原宿は「スリム・スキニー」シルエットが37%を占めていました。
いっぽうワイドパンツ・ビッグパンツの比率は16%で、
レディスのガウチョ~ワイドパンツトレンドと比較すると発展途上の印象が強くあります。

メンズにもシルエットのビッグ化は存在しているもののトップスが中心であります。
今後ボトムのビッグ化=ワイドパンツ・ビッグパンツの拡大が
どの程度どれくらいのスピードで進行してゆくのか?
規模とタイミングを継続的に観察してゆきたいと思います。

今回確認した「ワイドパンツ・ビッグパンツ」は188人中9人。
比率は5%でした。

偏差値に置き換えると60から70ポイントの間で、
まだ一部のファッション層にのみ支持されているシルエットだと言えそうです。
(ファッション偏差値=10x(点数-平均値)÷標準偏差+50)



【分析することの意味-2】
分析とは何かと何かを比較すること(分けて比較する)。
分けて比較することで因果関係を調べます。
定点観測は分析のための変数の設定であると考えています。

2015年11月24日火曜日

クラッシュ加工ボトム『登場-2』

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クラッシュ加工ボトム『登場-2』
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年11月21日(土)
気温:20度 晴れ 13:45~16:00
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母集団N:188人


 
2015年春、クラッシュ加工のデニムパンツがファッションリーダー層に広がりました。
クラッシュ加工の対象はデニムパンツとブラックパンツ。
今回は次シーズンに繋がるキーワード「クラッシュ加工ボトム」に注目します。

秋(9月)の目新しいボトムトレンドはブラックスリムです。
当初は加工なしのリジットタイプでありましたが、11月に入って
「クラッシュ加工」がまとまりとして確認できたというわけです。

デニムパンツについてはリジットタイプでは無く、ブリーチタイプが主で
シルエットもスリムでは無い点が押さえておくべきポイントです。

加工の種類はひざにハサミで切り込みを入れた様なタイプ。

今回確認したクラッシュ加工ボトムは8名です。
比率にすると4.3%で、
100人中4人がクラッシュ加工ボトムを着用していたという事になります。

偏差値に置き換えると70ポイント代で、
ファッション層の先端的な一部の人達に向けたアイテムという位置づけです。
(ファッション偏差値=10x(点数-平均値)÷標準偏差+50)






















Tweet:
【分析することの意味-1】
経営≒因果関係・・
求める結果に対してどの様な打ち手を取れば良いのか?を決めるのが経営で
因果関係が分かれば未来が変わると信じます。(デザインに分析を取り入れる理由)

2015年11月12日木曜日

アウトドアーミックス【登場】

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アウトドアーミックス【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年10月31日(土)
気温:15度 曇り 14:00~15:30
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母数(N):128人
標本数(n):3人
















































(・∀・)ノ゛
スポーツミックストレンドの進化の方向性として、”アウトドアー”を取り上げておきます。
異なる複数の競技種目のウエアー・グッズとタウンウエアでミックスコーディネートされるイメージです。
全身を黒アイテムでコーディネートする「ブラックファッション」や「モノトーンコーディネート」が印象的。そして今後は「カラーアウター」へと広がって行くんだろうと思います。

素材トレンドで見ると、長らく続いてきたメルトンを代表とするウール系コート素材との対比効果で鮮度を感じさせます。また機能性を伴った張りコシのある風合いが、ボリューム感を出すシルエットトレンドにもマッチしていると思います。

今回観測できた、”将来のファッション性を感じさせるアウトドアーミックススタイル”の標本数はわずか3人でした。比率にすると2%で、イノベーター層(革新者・市場全体の2.5%)にあたります。

今後の動向が気になるルックテーマです。




2015年11月11日水曜日

Gジャン型ショートジャケット【登場】

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Gジャン型ショートジャケット【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年10月31日(土)
気温:15度 曇り 14:00~15:30
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母数(N):128人
標本数(n):8/38人
























































(・∀・)ノ゛
Gジャンは2016年春に大幅に拡大すると予想しています。
形はベーシック。素材はリジット系が秋の主要傾向でした。
今回は新たに ”デニム素材からの脱却”の芽を取り上げます。
ブラックデニムがイチ押しで、バリエーションとして
カラーボトムの様なダークなワインレッドやグリーン、オレンジブラウンなどを押さえます。
ナイロン系ヘビーツイル等ミリタリー系素材群と、
アウトドアー・スポーツアウター系素材群、そして
カットソー素材は未確認です。
2016春のチェックポイントはディティール面での進化です。
2016年秋に向けて、スタンドカラーのGジャン登場可能性やシングルライダーズ風 Gジャンの出現有無について調べておく必要がありそうです。

この日、全アウターにおけるGジャンの割合は11%でした。
しかしショートジャケット(ブルゾン・アウター含む)に絞って見ると21%に上ります。
アウターカテゴリにおけるショートジャケット、ブルゾン比率が上昇している中、
Gジャン型のウエイトが2割あるという状況です。


2015年11月10日火曜日

ライダーズジャケットのデザイン化【登場】

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ライダーズジャケットのデザイン化【登場】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年10月31日(土)
気温:15度 曇り 14:00~15:30
対象:アーリーマジョリティ中心
メンズ母数(N):128人
標本数(n):9/78人














































(・∀・)ノ゛
2015年9月-10月のアウタートレンドは何か?と問われて出てくる3つのキーワード。
1.ショートブルゾン、2.Gジャン、3.ライダーズジャケット(レザージャケット)。

今回78人のアウタールックを確認したうち、
9人がライダーズジャケット(レザージャケット)を着用していました。
比率にすると12%です。

ライダーズジャケットの範囲をもう少し広げ、レザージャケット とする事ができるならば、
市場の余白はもう少し広がるのではないかと思います。(フェイクレザーも含みます)
その様な前提・背景の中で2016年に繋がりそうな新鮮ワードを取り上げておきます。

 
1.「カラー化」...カラードレザー、ミリタリーグリーンやキャメル・ブラウン系でリニューアル。
2.「素材変化」...MA1素材がライダーズに使用されるイメージ。またはカットソー素材での置き換え。
3.「2次加工」...バックプリントやワッペン使い、ポイント刺繍など。
4.「ビッグフォルム」...ボクシーシルエットでドロップショルダー。