2020年6月23日火曜日

ナチュラルカラー~アースカラー【拡大】

[レディス]2020夏 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年06月6日(第23週)
気温:28度 曇り
母数:82人
標本数(n):13人
出現率:15.8.%




外出自粛要請あけのトレンド観測、第4弾は「ナチュラルカラー~アースカラー」。

『2020年の春夏は何かと暗い』はコロナ禍による経済や気分的なものだけでは無く、カラートレンドにも適用するようです。

現在、生成り~ベージュなどナチュラルカラー群の他にブラウン、カーキ、ミリタリーグリーンなどアースカラー群がトレンドであります。

今回さらに、全体的な傾向として「少しづつ明度x彩度が低くなっている」、「グレイッシュxダークの方向へ向かっている」という風に感じました。

今後さらに変化してゆくであろう事を頭の片隅に残すために、まずは現状の具合をメモしておきます。




出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)

寄稿:【アパレルウェブ】

2020年6月18日木曜日

オーバーシャツ【拡大】

[レディス]2020夏 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年06月6日(第23週)
気温:28度 曇り
母数:82人
標本数(n):11人
出現率:13.4%





外出自粛要請あけのトレンド観測、第3弾はシャツ。
レディスでオーバーシャツやシャツブラウスが拡大しています。
この日印象的だったのは、オーバーシャツとオーバーブラウス。

オーバーシャツのコーディネートはフレアースカートか合繊のワイドパンツ合わせが今風。
ブラウスのコーディネートはワイドパンツにトップスの裾をインして合せた2名を確認しました。
透け素材使い、ナチュラル~アースカラー、深いスリットなど、幾つかの共通する傾向があります。

いっぽうメンズではアロハシャツ等を除いて、一般的に長らくシャツ部門の不振が言われてきました。
今回の現象がレディス牽引型トレンドであったとすると、次はメンズのシャツに期待ができるかもしれません。


当方ではレディスのようにボトムス軸でシャツのコーディネートパターンを幾つか考えてみようと思います。

ところで、来春夏シーズンにシャツのテストマーケティングをするとして、
今秋はどうでしょうね。。。




出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)

寄稿:【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com/




2020年6月16日火曜日

オーバーオール

[レディス・メンズ]2020夏 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年06月6日(第23週)
気温:28度 曇り
母数:117人
標本数(n):6人
出現率:5.1%




外出自粛要請あけのトレンド観測、第2弾はオーバーオール。
男女ともに浮上しているようです。
女子はカットソーや合繊生地使いの 軽やかなデザインが特徴で、
メンズはアメカジのビンテージ見えするデニムときれいめダークカラーのワークウエア見えする2タイプを確認。
両者ともビッグシルエット・オーバーサイズの着こなし方であります。
メンズの素材使いを少し掘ってみると、
ヘビーツイルやヘビーオンスデニムなど重厚感のあるタイプと反対に、
ライトウエイト使いでシルエットに膨らみ(立体感)を出す、2つのデザイン・アプローチがあります。




出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)
http://www.shibuden.biz

寄稿:【アパレルウェブ】

2020年6月11日木曜日

ワンピース【拡大】

[レディス]2020夏 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年06月6日(第23週)
気温:28度 曇り
母数:82人
標本数(n):20人
出現率:24.3%





外出自粛要請あけのトレンド観測、第1弾はワンピース。
トレンドは、ふくらはき~足首くらいまでのロング丈で、
「ベージュ~ブラウン系」、「色もの」、「柄もの」と大きく3つに分けられます。

注目ポイントは「柄もの」の拡大で、大柄や派手なタイプは少なく控え目な小柄プリントの出現率が高いようでした。

「色もの」はイエロー、グリーン、ブルーなど、ストロングカラーの出現が印象的。
ストロングとは、強さや情熱を感じさせるカラートーンをさしています。
こちらは小柄プリントの傾向とは真逆の性格ですね。

素材は透け感のある合繊が中心ですが、新たに綿混や麻混でナチュラル感が加味されたデザインも浮上しています。




出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)
http://www.shibuden.biz

2020年6月10日水曜日

定点観測を再開しました【報告】

2020夏 原宿ファッショントレンド
撮影日:2020年06月6日(第23週)
気温:28度 曇り



約2.5ヶ月ぶりに原宿定点観測を再開することが出来ました。
ここに戻って来れたことに感謝しています。




メイン通りの人出はコロナ以前の6掛けくらいでしょうか。
場所によって歩行者数にバラつきがあるようです。




当たり前ですが、コロナ前・コロナ後を比べ明らかに変わった景色は、外国人観光客の姿が無いこと。
恐らく日本に住んでいるであろう人たち・出国が叶わなかった方たちを除いて皆無でしょう。
こんなにも日本人(アジア)だらけの街の風景は、反対に違和感を覚えてしまいます。。




歩行者数4割減の内訳に彼等を足し戻すとコロナ以前の数字に近づくのだろうか?とも思いました。そう考えると、インバウンド消費は消滅したままですが、都内や比較的都心に近郊の人達から、客足が戻ってきているのかもしれませんね。
足元は重要ですね!





もうひとつ今回感じたのは、
街に人は戻って来つつあるようですが、
今シーズンらしいファッションを見た数は少ないと感じたこと。
外出自粛期間中に外出を前提に作られたトレンド服を購入した人は少なかったということかもしれませんが、ファッションが人に与える精神的効能は依然衰えていないと思います。





こんご、外出自粛明けのファッションはどうなっているのか?
どうなって行くのか?
私自身を含めて皆さんに、少しでも何かのヒントに繋がればいいなと思っています。
今週から定点観測レポートを再開しますのでまた覗きに来てください。
よろしくお願いします。







出典:
リサーチ&デザイン東京(Research&DesignTOKYO)
http://www.shibuden.biz