2015年1月27日火曜日

ミリタリーコート【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ミリタリーコート【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
2015年のトレンドテーマ「ミリタリー」と2014年のアイテムトレンド「コート」が結ばれると、「ミリタリーコート」になりますよね。
極めて単純明快なプロセスでございます。実際2015年1月に入ってからのミリタリーコートは拡大傾向にあると感じます。

以上の理由から、今回はミリタリーコートの現状をざっと押さえておきます。
現在、ヤング~ヤングアダルト中心に男女間で見られるトレンドですが、今後はマジョリティ層への拡大に伴って対象年令も広がることと思います。

商品開発の立場から見ると、競合が多く差別化するのが難しいアイテムであると言えるのかもしれません。

今回の気付きポイントはコーディネートボトムのシルエットで、フィット型が新鮮に見えました。

2015年1月26日月曜日

コートトレンド”ビッグ&ロング”【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コートトレンド”ビッグ&ロング”【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ・レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺



(・∀・)ノ゛
2014-2015年冬のコートトレンド考察。
今シーズンのコートは幾つかの未来に繋がりそうな新しい要素が現れているようです。
2015/01/22 のレポートでは「ジップあき」「比翼あき」を取り上げました。
今回チェックするテーマは「ビッグ&ロング」です。

これはオピニオンリーダー層に見られるもので商品ライフサイクル曲線上の【登場(出現)】に位置づけます。
来シーズンに向けて「ビッグ&ロング」コートはどの様な広がりを見せるのか(見せないのか)、
アーリーマジョリティ層を対象とする企業にとって、開発検討材料のひとつになると思います。

写真は男3、女3を掲載。
”ビッグ&ロング”コート3つのチェックポイント。
1、マニッシュスタイル、マニッシュミックススタイルの流れに沿っている。
2、ダブル前立てが新しい。
3、シックグリーン等のベーシック外の色使い、白黒の織り柄素材使い、等が新しい。

私見では90年代に見られた様な肩を強調するコートシルエットが気になります。
(写真上段左端:白x黒柄・ラグラン袖)

2015年1月23日金曜日

デニムジャケット【再登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デニムジャケット【再登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ
 
 



(・∀・)ノ゛
2014年春秋の注目素材のひとつがデニム、およびデニムアイテムの着こなしでした。
今回の調査で2015年春の再浮上を予感させられました。よって先触れの意味を込めデニムジャケットを取り上げます。

もう少し流れをおさらいしておきます。
そもそもデニムにまつわるストーリーとして「素材トレンドとしてのデニム」、「アメカジの象徴としてのデニムジャケット(Gジャン)」という位置づけがあります。
そして「ボーイッシュルック」、「ボーイッシュミックス」というスタイル(様式)は、2014年コレクショントレンド「ジェンダーレス」からの流れで見ることが出来ると思います。


ちなみにジェンダーレス(性差を超える)とは、
メンズコレクションで広がっている表現方法で「J.W.アンダーソン」がオピニオンリーダーとして存在し、2014年に業界で話題となりました。
そして現在、2015年にプラダ等の大手メゾンでも取り入れられるようになった、という経緯で認識しています。


今回は先触れですから、
写真の中からキーワードを抽出しておきます。
「ビッグサイズ」「ケミカルウオッシュ」「ワーク」「セットアップ」「肩に羽織る」「ボーイズ&ガールズ」「バナル」



参考情報(過去のエントリー):
2014/03/27「デニムルックに注目!」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2096
2014/09/03「デニムルック浮上! 秋立ち上がり」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2146
2014/09/25「デニムルック確認」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2157

2015年1月22日木曜日

Zipコート、比翼前コート【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Zipコート、比翼前コート【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス・メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
2014-2015年冬、コートが主要トレンドとなっておりますが、デザインディティール面で新しい潮流が確認できましたのでメモします。
コートの前あきディティールに関するもので、
1、「ジップ明き」
2、「比翼明き」
があり双方とも男女共通に見られます。

コートのデザイン進化に対し
2012年のチェスターコートを出発点に現在までを辿ってみると
色の変化→柄の変化→素材の変化→丈の変化
と進化してきました。

そして2014年ディティール変化が浮上。
先行して「ダブル前立て」が顕著化し、次の期待要素に「比翼あき」「ジップあき」があるというイメージで居ります。

まずは状況の確認まで。

2015年1月21日水曜日

レザーブルゾン【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
レザーブルゾン【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス・メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
ここでいう「レザーブルゾン【登場】」とは、ライダーズジャケットのことではありません。
昔の名称で言うと「おやじブルゾン」ですが死語の様ですね。
これから起こる(かもしれない)ブルゾン復活劇を支えるアイテムトレンドのひとつと位置づけします。

製品ライフサイクル曲線上のステータス(状況・情勢)は【登場(出現)】。
男女双方に見られるもので、マニッシュトレンドがこのアイテム登場の背景にあると思います。

注目すべきレザーブルゾンのデザイン面の特徴は、”リブなし”であること。
これは「脱MA-1」の表れで、類似ディティールを避けようとする力が作用しているのだと私は解釈します。

レザーブルゾンの着用者層はアーリーアダプタ(≒オピニオンリーダー)に照準を当てることが出来ます。
いっぽうライダーズジャケットの着用者層はマジョリティ前期+後期68%の真ん中辺りでバランスしていると思います。

2015年1月20日火曜日

リュックが男女ともに【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
リュックが男女ともに【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
今日は男女共通トレンドとなっているリュックサックを取り上げます。
バッグ全体の中に占めるリュックの割合はさほど大きくは無いようですが
(統計は取っておらず、今の感覚値です)今後も【拡大】傾向は続くと評価します。
ところで皆さんは「チェックすべきリュックのデザインは何か?」と問われることでしょう。
ご指摘のとおりリュックトレンドを深堀してゆくと注目すべきポイントがある様です。
ベスト3で記しますと以下の通り。
1、「四角っぽい」2、「メンズっぽい」3、「黒っぽい」の3要素。


1、「四角っぽい」は、
目新しいリュック形状(シルエット)として第一に挙げたい要素です。(写真上段)

2、「メンズっぽい」は、
テイストを意味します。メンズっぽいアイテム・デザインを取り入れたルックが2014年秋冬のスタイリングトレンドでした。
ウエアで言うとチェスターコート、MA-1が代表例ですが、「メンズっぽいリュック」もここに該当します。

3、「黒っぽい」は、
カラートレンドに合致します。単色としての「ブラック」トレンドと、もうひとつ、配色としての「ブラック」トレンドがあり
後者は「ワンカラーコーディネート」とテーマ付けが成されています。

2015年1月19日月曜日

MA-1【復活(再浮上)】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
MA-1【復活(再浮上)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月17日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺



(・∀・)ノ゛
2013年秋冬のコレクショントレンド「ブルゾン」から市場に【登場】したのがコーチジャケット(コーチブルゾン)とMA-1。
その先触れとして2012年にピークを迎えた「スタジャン」。これが現在のMA-1にたどり着くまでの大筋であります。
全てがアメカジに沿っており、改めて日本のカジュアルファション(メンズ)のベースはアメカジの影響下にあると感じます。
さて今回取り上げるテーマは「MA-1」です。
当レポート2014/03/17付「2014春のブルゾンルック確認」で10か月前を振り返ると、
”ブルゾン時代”到来だ、などと言っており、さらにMA-1を取り上げて【展開(拡大)】フェーズを予測していました。
私は昨日まで、MA-1は2014年秋冬が【ピーク】であるとの認識でおりました。
が、今回の街頭調査では男女とも、特に女子が【復活(再浮上)】している、と評価を修正せざるを得ません。
評価修正の理由はファッションリーダー層の着用が複数見られたからです。



参考資料:
●コレクション後のストリートファッション変化を捉えたレポート
2014/03/17 「2014春のブルゾンルック確認」
http://www.apalog.com/street_research/daily/201403/17
●コレクション関係無し・最初の気付きレポート
2009/03/28「MA-1が来るかもしれない・・・」
http://www.apalog.com/street_research/archive/692

2015年1月16日金曜日

ハイネック&タートルネック【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ハイネック&タートルネック【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月10日(土)
気温:11度 晴れ 13:30~15:30
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
2014年メンズトレンド最大なる変化とは何ぞ?と問われれば私は真っ先にこう答えるでしょう。
「それはハイネック&タートルネックである」と。
そして何故ゆえに?への答えも単純で「長期トレンドであるから」です。
「長期」とは長い時間を経てようやく現れるトレンドという意味です。

今回の結果を大胆に見ると、ニット=タートルネック、カットソー=ハイネックのイメージ。
トレンド色はホワイトで、グレー、ブラックと無彩色展開が中心となっている様です。

追伸:
私は2極対立で流行周期を見るのですが、
10~12年を1単位とし合計20~24年で1周すると考えています。
これが最も大きな周期単位です。
ハイネックトレンドの最盛期を1970年に置くと、
2014-1970=44年となります。
「ハイネック」を単なるリバイバルと見るのか、周期移動の表れと捉えるのかで意味合いがまるで異なりそうです。
私は役割で捉え方が違うべきだと考えており、後者が私の立ち位置です。

2015年1月15日木曜日

ミリタリーコート再確認【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ミリタリーコート再確認【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月10日(土)
気温:11度 晴れ 13:30~15:30
対象:アーリーマジョリティ周辺



(・∀・)ノ゛
「ミリタリー&ワーク」は2015年春夏注目テーマのひとつであるとともに、
2015年秋冬にも継続すると思われるテーマのひとつであります。
2015秋冬に絞ると、コートトレンドにミリタリーエッセンスが流入し、
”脱チェスター”を企画するうえのヒントとなりそうです。

「モッズコート」「M-65(フィールドジャケット)」を起点とし、
シーズンテーマに沿って、新しいエッセンスでデザインの再構築してゆきます。

さて以上を2015秋冬コートの開発風景としたうえで、
ミリタリーコート、ミリタリーアウターの現在をチェックしておきます。


参考資料:
2014/11/27「ミリタリーコート浮上」
 http://www.apalog.com/street_research/archive/2180
2014/10/31 「コートトレンドの確認」
 http://www.apalog.com/street_research/archive/2173
2014/03/07「POPなミリタリーミックススタイル」
 http://www.apalog.com/street_research/archive/2086
2013/12/16 「ミリタリートレンドの確認」
 http://www.apalog.com/street_research/archive/2049
2013/11/14 「ミリタリー拡大「カバーオール」注目」
 http://www.apalog.com/street_research/archive/2028

2015年1月14日水曜日

ダブルトーン・ルック【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダブルトーン・ルック【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月10日(土)
気温:11度 晴れ 13:30~15:30
対象:アーリーマジョリティ
 
 
 
 

(・∀・)ノ゛
「ワンカラー・プラス黑」または「トーンオントーン・プラス黑」のカラーコーディネートを「ダブルトーン・ルック」と命名します。
配色トレンド「トーンオントーン」「ワンカラーコーディネート」と単色トレンド「ブラック」が合わさって生れた(生まれそうな)新鮮要素としてメモしておきます。
(本来の「ダブルトーン」とは、モノクロ写真の上に他のインクを刷り重ねて出来る様な深い仕上がりを指します)

今回取り上げるカラータイプは
「ブラウン系」、「ブルー系」、「グリーン系」の3つ。

1.「ブラウン系」
 来シーズンの注目パレット。マジョリティ(大衆)志向でブラックとの相性が良いですね。
 ブラウンの色目は、赤系起点と黄色系起点に分かれます。

2.「ブルー系」
 マニッシュ&モードベクトルでタイプを2つに分けられます。
 例えば青いチェスターコートと白のタートルニットを組み合わせる様なマニッシュエレガンス。もう一方は
 デニム&ワークの、よりアメリカンカジュアル化したイメージ。

3.「グリーン系」
 2014年FWのトレンドカラーでした。来シーズンにも継続することになると思いますが、
「ミリタリー」テーマに沿って色味が変かすることと、それらとは別のベクトルでダーク化する事が予想されます。
後者はオピニオンリーダー層の一部で確認済みであります。

2015年1月13日火曜日

盛りマフラー【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
盛りマフラー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月10日(土)
気温:11度 晴れ 13:30~15:30
対象:アーリーマジョリティ



(・∀・)ノ゛
かさ高性、ボリューム感を最大限にまで引き出そうとする姿勢を「盛り」とし、
太いロングマフラーをぐるぐると首に巻きつけた姿を敬意を込めて「盛りマフラー」と呼びます。
類似語は「ボリュームマフラー」。「スヌード」である場合もございますがここは一旦ひとくくりにします。
「盛りマフラー」は今シーズンの【出現】アイテムとし、継続ウオッチの対象であります。
注目したい外見が2つ。
1、ソフトクリームのように、長いものをぐるぐる巻く「巻き」。
2、コーン・アイスのように、半円を段々に重ねた様な「乗せ」。
盛り方はコーンアイス系では「2段盛り」「3段盛り」とたてに重ねてゆくイメージで、スヌードタイプ。
ソフトクリームでは「ねじり」を加える方法をチェックしておきます。(ロングマフラータイプ)