2015年2月27日金曜日

ビッグ&ルーズシルエット【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビッグ&ルーズシルエット【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月21日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺



(・∀・)ノ゛
2月のチェックポイントとして「ビッグ&ルーズ」シルエットトレンドを取り上げておきます。
正確にはステータスは「登場」ではなく「地味に継続中」なのですが、話しを簡易にするために【登場】としておきます。

現在シルエットコーディネートの主流は「ビッグ&スモール」「ルーズ&フィット」であります。
「緩める」と「張る」、いわゆるメリハリコーディネートですね。

ところが今回採り上げますのは「緩める」と「緩める」。メリメリコーディネートであります。(減り減り)
「高揚や強弱を押さえる」という手法は、周囲を見渡すと他にも存在していることが分かります。

目に見える最も象徴的なものが「ドミナントカラー配色」というカラートレンドです。
ドミナントカラー配色とは、ある色相で統一された多色配色のこと。
ここを母体とし、「シャドーチェック」のボトムスや「トーンオントーン」のカラーコーディネート、
「フォ-カマイユ配色切り替え」のコートなど、「メリメリ」トレンドの存在を垣間見ることができます。

「ビッグ&ルーズシルエット」の今後を予測するうえで重要な「すでに起こった未来」の要件を満たしているのかもしれませんね。

2015年2月26日木曜日

デニムジャケット(Gジャン)【再浮上】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デニムジャケット(Gジャン)【再浮上】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月21日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
前回1月23日に、デニムジャケット【再浮上】とレポートしました。
あれから1か月経過しましたが状況はどうなっているでしょう。
何か変化はあったのか?今後どうなるのか?など、疑問を携えチェックしてみましょう。
まず今回の「デニムジャケット(Gジャン)」への評価は、2015秋冬を頂点とし、春の拡大を予感した【再浮上】です。
(前回は単に【再浮上】そのものでした)

大きな変化は感じられませんでしたが、
ムートン調(ボア切り替え)、体を包み込む様な丸いシルエット、など特徴的なディティールを再確認しておきます。

次にコーディネート。チェックポイントは、
「ビッグトップス + コンパクトボトムス」で、先述の身体を包み込む分量感のGジャンと、ショートパンツまたはミニスカートの組み合わせ。
このコーディネートバランスは、梅春期(2月)に有効で、春の到来を予感(または春の先取り感)させるものです。
コートルック、ブルゾンルックにも同様の現象が見られました。


では今後はどうなるのでしょうか?
「未来は予測できない」とはP.F.Dの言葉ですが、「今ここにある未来の種を機会に転ずる」ことは可能だとも言います。
未来の種だと分かるには、自ら時間をかけ継続的に追い続けることだと私は思っています。

Gジャンはブルゾントレンドに含まれる期待のアイテムで、
2015秋冬シーズンに向けて、ゼネラルトレンドとも相性が良い。
(素材トレンドとの合致、1970年代テーマ・ボヘミアンとの相性など)
またGジャンはアメカジスタイルの定番的・象徴的アイテムでもあります。
日本のカジュアルファッションの基礎はアメカジで、シンプル&ベーシックなアメカジルックは今後さらに拡大することでしょう。
従いまして流行性、経済性ともに期待できる”集中すべきアイテム”だと思います。



参考情報(過去のエントリー):
2015/01/23 「デニムジャケット【再登場】」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2196
2014/09/03「デニムルック浮上! 秋立ち上がり」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2146
2014/09/25「デニムルック確認」
http://www.apalog.com/street_research/archive/2157

2015年2月25日水曜日

オレンジ赤【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オレンジ赤【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月21日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
2014-15冬の最終カラー動向として、「オレンジ赤」をチェックします。
男女ともに見られた傾向で、現在存在しているアクセントカラーとしての「赤」の延長上にある色として、今後の動向をウオッチしてゆこうと思います。

オレンジ赤という色が今後どの様に推移してゆくのか?を予測するには周囲との関係性を整理し、影響力を理解しておく必要がありそうです。

まず2014秋冬「ワインレッド」を出発点とし、次に2015年秋冬にオレンジレッドを置きます。
その道筋に沿ってオレンジ、ベージュ、キャメル、ブラウンがあり、「ドミナントカラー配色」があり、、、と時系列でキーワードの点を打って行きますと、何となくストーリーっぽいものが浮かび上がってくると思います。

また、着用者層は誰か?どの様なファッションタイプに見られるか?など、いくつかの切り口からオレンジレッドを眺めてみることも大切ですよね。
オレンジレッドを「既に起こった未来」として捉え予測することにもなると思います。

2015年2月24日火曜日

グランジデニム【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
グランジデニム【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月21日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
「グランジ・ロック」なインスピレーションに注目しています。
今回採り上げるのは「グランジデニム」。
グランジ自体は90年代の流行ですが、そのさらに以前の、1970年代までさかのぼって見る必要がありそうです。

理由は複数の時代が混在したルックである事が昨今の潮流であるからです。
「デニムファッション」は1970年代トレンドを背景としたもので、
「グランジデニム」は切り裂き、破れ、接ぎ接ぎなどの「ダメージ加工」「リメイク加工」が施されたデニムパンツを指します。
これも男女ともに見られる現象で、秋まで続く可能性を秘めたディティールとしてチェックしておきます。


グランジ (Grunge) とは、ロック音楽のジャンルのひとつ。
「汚れた」、「薄汚い」という意味の形容詞 "grungy" が名詞化した "grunge" が語源とのこと。
ここで言う”グランジデニム”とは、
「うす汚い」というよりも「ボロい」の方が近く、主に「破れ」にフォーカスしています。
「うす汚い」はこの先にあるものと予想しています。

”切り裂き”のタイプは、主に「はしご型」と「局所型」に分類できる様です。

今回は男3、女2 のグランジデニムをキャッチしました。
流行のコートルック、ブルゾンルックを目新しく見せる着こなしに貢献している様に見えました。

2015年2月23日月曜日

ロングスエット【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ロングスエット【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月21日(土)
気温:10度 晴れ 13:30~14:30
対象:アーリーマジョリティ周辺




(・∀・)ノ゛
2014-2015冬の最終・2015春の【登場】アイテムとして、ロングスエットをチェックします。男女ともに見られたもので、グレー杢カラー、プルオーバーである点が共通しています。
このアイテムは2014秋の「ロングシャツとショートブルゾン」のコーディネートトレンドから派生したもので、シャツがスエットに入れ替わったものと見てもよさそうに思います。
スエットに入れ替わった理由は、単純に2015春は「スポーツミックス」要素が強まっているためであると考えます。

 女性の着こなし:
 Gジャン、スエット(ワンピース)、スポーツスニーカー、白ソックス・・・キーワード化した文字を見ると「スクール&スポーツ」ですね。
また、「ショートアウター + ロングインナー」はレングス・コーディネート(丈の着あわせ)の基本形。


 男性の着こなし:
N-3B、、スエット、デニムパンツ、スニーカー・・・こちらは「ミリタリーミックスのアメカジ」イメージ。
また、「ハーフアウター + ロングインナー」は、新しいレングス・コーディネートの様にも見えます。
この件とは別の「ルーズ&リラックス」というシルエットトレンドの着あわせ方に近い印象を受けました。


2015年2月16日月曜日

スラックス【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スラックス【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月07日(土)
気温:7度 曇り 14:00~14:45
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
メンズ・ボトムトレンドです。タイト、スキニー、スリムフィットの他にファッションリーダー層中心に見られるのが「テーパード型スラックス」。

腰回りのゆとり分量は、ウエストゴムの仕様か若しくはタックを取ったタイプがトレンドで
スラックスをカジュアルデザインに、またはリラックスデザインに置き換えたイメージ。
素材はベーシックなTWやTR。スラックスの色はブラックが中心で、
半端丈からソックスが覗くコーディネート。ソックスの色は白がトレンド。

ここまでをP.F.Dの言う「現在起こっている未来」と仮定すると、
「この先の影響」を予測することが”目利き力”で≒ノウハウになるのだと思います。

ではこの先の春に向けての予測は?
色はトップスのホワイト登場に合わせて、スラックスはブラックの他にグレーが浮上。
期待する素材バリエーションはデニムまたは「デニム風(インディゴ風)」。そして「シネ調」。
シルエット、丈は継続で気温上昇とともに丈が短くなるイメージ。
以上が全体の方向性で、ここから先はブランドの方針に沿って枝分かれしてゆくと思います。

2015年2月13日金曜日

梅春のジャケットルック【登場】


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
梅春のジャケットルック【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月07日(土)
気温:7度 曇り 14:00~14:45
対象:アーリーマジョリティ周辺
 



(・∀・)ノ゛
この日の気温は7度。寒いはずなんですが何故かコートではないジャケット姿の人物が数名おりました。彼等はファッションリーダー層に該当する人種だと思いますので、梅春の先取り姿であると理解しました。
メンズのみに見られた現象で、4名のジャケットルックを取り上げ、キーワードを抽出しておきます。


1、スタンドカラー。ジャケットコートと呼べる中庸ディティールと、2015年の拡大色ベージュである点がポイントです。

2、スーツ。レトロフューチャーな外見が印象的。ブルーのワントーンコーディネートである点がポイントです。

3、チェック地。局所集中型4つ釦、高いポケット位置、深いノッチなど極端にデザインされたディティールがポイントです。

4、黑ジャケット。着丈長めのリーン&ナローシルエットである点がポイントです。

2015年2月12日木曜日

グレー色【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
グレー色【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス・メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月07日(土)
気温:7度 曇り 14:00~14:45
対象:アーリーマジョリティ





(・∀・)ノ゛
「2014秋冬のカラートレンドを挙げてください」と言われた時、皆さんは何色を挙げますか?
グリーンだよ、いいやワインレッドだよ、ブラックでしょう、ベージュがキテるね、ホワイトに注目だ、、、等  たくさんの色が挙がることと想像します。全て正しく、すべての色がトレンドであったと思います。

言い換えるとトレンド色の細分化、規模の縮小化、流行期間の短縮化現象の裏返しであると言えるのかもしれません。

さて以上を背景とした上で今回さらにもう1色、「グレー」を取り上げます。

グレーの拡大は男女ともに見られる現象ですが、レディスが大きく先行している様です。
(レディス80%:メンズ20%)

この色をベーシックカラーであるとするのは良くないと思っておりまして、
2015年秋冬に大きく拡大する可能性を秘めた色であると評価しています。

前シーズンにはあまり見られなかったトレンチ系やチェスターコートにグレーが採用されたり、
グレーの濃淡コーディネートの広がりであったりと、グレーの面積が拡大してきている様に感じています。
(2014年11月に実施した、アイテム単体でのカラー統計結果でもグレーの存在感はトップクラスでした。)

2015年2月10日火曜日

ボア切り替えGジャン【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ボア切り替えGジャン【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス・メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月07日(土)
気温:7度 曇り 14:00~14:45
対象:アーリーマジョリティ

 


(・∀・)ノ゛
Gジャンルックに注目します。このアイテム自体は2013年春からレポートしてきたものでありますが、今までの内容とは少し変わってきておりますのでメモしておきます。

”何が変わったのか?”への答えは2つあります。
1、デザイン面の進化:「ボア切り替え」で有る点が新しい。
2、着こなし面の進化:「コートイン・デニム」が新鮮に映る。

「ボア切り替え」に集中してみましょう。
このアイテム登場の背景を振り返るとやはりコレクショントレンドに源泉があり、70年代調、ヒッピーやボヘミアントレンドの存在が頭をよぎります。
また素材トレンドとしてのデニム浮上、関連テーマとして”ワークファッション”浮上があると思います。

いっぽう「コートイン・デニム」は個人的解釈かもしれませんがグランジルックを連想させます。
(個人間のファッション体験の差で意見が異なりそうです)

「ボア切り替えGジャン」「コートイン・デニム」は男女ともに見られる現象で、
ファッションタイプも「エレガンス」「モードミックス」「ベーシックカジュアル」と広く、今後の可能性を感じさせます。

2015年2月9日月曜日

ネクスト・ベーシックとは何か【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ネクスト・ベーシックとは何か【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年02月07日(土)
気温:7度 曇り 14:00~14:45
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
ニマルモードと呼ばれるシンプルで見方によるとベーシックなルックは随分と昔に提案され地道に存続してきたように思います。
時代とシンクロすることばかりに気をとられがちな昨今ですが、企業としてみると今本当に大切な事は何か、自店にとっての”新しいベーシックファッションのカタチ”とは何か?
を本気で考えぬく事ではないかと考えます。


今回のレポートは、未来のニューベーシックスタイルを想像するきっかけになればと思います。

新しいベーシックスタイルを考えるときの参照先はやはり欧米のモード(先端的世界)であり、ブランド開発する上で我々は想定顧客のライフスタイルのどの部分に、どの様な価値・革新を提供できるのか?を共通の理解と出来ている事が前提条件です。


さて写真を眺めますと、
幾つかのトレンド要素が組み合わさった無地ルックである点が共通項として挙げられますね。
目的を最大公約を追求するニューベーシックとしますと、テイスト差、年齢差は無視します。
ひょっとすると、性別さえも無視するのが良いかもしれません。(あらゆる垣根を超える、エイジレス、ジェンダーレス)


以下、キーワードを抽出しておきます。
テイスト:シンプル、モード、ミリタリー、マニッシュ。
アイテム:MA-1、タートルセーター、ひざ下丈スカート、コート、モノトーンベース。

以上は、完成されたカタチ等があるものでは有りません。
ただ時代の転換期の中に居て、近い将来無数に起こるであろう変化の中の、真ん中の部分を一生懸命覗きこもうとする行為であります。
従って、今後も同様の視点で街をウオッチし、テーマを掲げてレポートしてゆこうと思います。

2015年2月6日金曜日

コート素材 ジャカード【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コート素材 ジャカード【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月31日(土)
気温:10度 晴れ 12:30~13:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
2015年度はコートのデザイン化が進んでゆくと思います。
シルエットや形、色、素材がデザイン化の対象になりますが、今回は素材に属する「柄」に焦点を当てます。

幾つかの要素を抽出します。
「ジャカード」「ストライプ」「グレンチェック」「幾何」「アニマル」「格子」。
これ等の中で最も注目すべきが「ジャカード」です。
一口にジャカードと申しましてもその種類は様々存在しますね。2つあります。
1、ビッグ千鳥など「伝統柄の新表現」
2、「プリミティブ、民族系ジオメトリック」
です。

原料トレンドから見ると、素材のファンシー化現象とシンクロした形で上記の柄が展開されるイメージであります。いっぽうスタイルトレンドから眺めると、「70年代ファッション」の延長であるという見方が出来そうです。
ベーシックな形をリニューアルするための要素として、
これら色柄(幾何)・素材(ジャカード織り)・テイスト(70年代インスピレーション)をあらかじめ押さえておく事には意味があると思います。


2015年2月5日木曜日

メンズもスリムパンツ【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メンズもスリムパンツ【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月31日(土)
気温:10度 晴れ 12:30~13:30
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
レディスヤングでレギパンが拡大しているように、メンズボトムにもフィットシルエットトレンドが見られます。
スリムパンツはファッションリーダー層に多くの着用が見られるのが特徴であります。
トレンドの分量感のあるコートルックにはすっきりとしたシルエットのパンツが合っているという事かもしれません。
カラーは圧倒的にブラックです。

さて、過去のスリムパンツのレポートをざっと眺めてみました。ブラックスリムには歴史がありますね。
1点気になったのが2008年のレポートで「スリムパンツ+着丈の長いトップス」のコーディネートについての指摘です。

2008/08/07 [street]スリムパンツ★
http://www.apalog.com/street_research/archive/330


2014年秋のコーディネートトレンドに近いようにも思います。
両者の期間は6年。「トレンドサイクルは3の倍数である」が私の見解なのですが、合致しておりますね。
よって興味が倍増したんだと思います。
これはひとつの切り口になりそうです。
2008年辺りのトレンドをもう少し深堀してみると2015年の予測材料の足しになるかもしれません。


過去のスリムパンツに関わるレポート:
2009/07/03 ブラック・スリム・パンツが来た!
 http://www.apalog.com/street_research/archive/1005
2009/05/18 ビッグブルゾンとスリムパンツの組み合わせ
 http://www.apalog.com/street_research/archive/870
2009/01/30 スーパースリムなブラックパンツに注目!★
 http://www.apalog.com/street_research/archive/588
2008/08/07 スリムパンツ ★
 http://www.apalog.com/street_research/archive/330
2008/07/29 ブラック・スリム★
 http://www.apalog.com/street_research/archive/314
2008/04/28 スリムパンツな男が急増中!★
 http://www.apalog.com/street_research/archive/129

2015年2月4日水曜日

レギンスパンツ【拡大】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
レギンスパンツ【拡大】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月31日(土)
気温:10度 晴れ 12:30~13:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
百貨店・専門店・量販店等のチャネルを横断し、レディス市場全体を通してレギンストレンドがあるようですが、ここではヤングのストリートトレンドに焦点を絞ってレポートします。

2015春に大きく飛躍する気配あり。
ファッションタイプは カジュアル、モード、エレガンスミックス中心に確認しました。
タイプ別にデザイン(シルエット、素材、ディティール)が変わります。

また、ルックによって商品ライフサイクル曲線上のステータスが【登場】となる場合もありそうですが、まずはトレンドを塊りで捉えることとします。

そして自社の方向性が定まった後、具体・詳細へと落とし込んでゆく手順で進めると作業効率・開発精度が高まると考えます。

2015年2月3日火曜日

ヤングのダウン・中綿系コート【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヤングのダウン・中綿系コート【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月31日(土)
気温:10度 晴れ 12:30~13:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
以下、レポートするのはヤングトレンド上の話です。(19-24歳)
ダウンや中綿系の非ウールコートがヤングトレンドとして本格的に戻って来そうな気配を感じましたのでレポートしておきます。

非ウールコートの象徴がダウンコートであります。
もともとスポーツの要素がありトレンドの大枠と合致していると思いますが、本質は
エレガンストレンドの拡大とリンクしたところに有るのかも知れません。

まだ統計データは取っていませんのでダウン系コート対非ダウンコートの比率は感覚的なものでしかありません。

いっぽうで今シーズンの表参道マダム(キャリアミセス以上)は非・ウールコート、とりわけロング丈タイプが浮上し拡大しています。
ヤングとミセスを比較対象として論じるのは間違っているかもしれません。しかし昨今は年齢性別の垣根を越えたトレンド流入現象があり、ダウンコートにもそれが適用される可能性は否定できないように思います。
(ストリートトレンドのクロスエイジ化、クロスジェンダー化)

2015年2月2日月曜日

チェック柄がアクセントのルック【登場】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
チェック柄がアクセントのルック【登場】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年01月31日(土)
気温:10度 晴れ 12:30~13:30
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
チェック柄のアイテムをアクセントとして取り入れた着こなしが増えてきた様に思います。
チェックすべきアイテムは、大判ストールとスカート。
他にもコートやパンツ等チェック使いが成されているアイテムはありますが今回は前者2点に注目します。

一体それらの何が新しいのでしょうか?
具体・局所的に見るとチェック柄をアクセント使用している点が新鮮に映るのですが、
抽象・全体的に見ると80年台の欧米POPなガーリー&トラッドの見え方に通じる感覚的なものだと思います。

まだ分かりやすい形(まとまり)で見られておりませんから、
流行ステータスは【登場】とします。
今春から秋にかけて継続ウオッチしてゆきたいと思います。