2014年2月5日水曜日

スーツルックに注目

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スーツルックに注目
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[メンズ]東京・冬のトレンドチェック
期間:2014年02月01日(土))
気温:12度 はれ
対象:アーリーアダプタ


(・∀・)ノ゛
2014F/Wコレクショントレンドとして「スーツルック」が浮上しています。
コムデギャルソンやディオールオムの柄や切り替えの入ったスーツ。
エルメス、ベルルッティの正統派スーツなど、ブランド毎に解釈されたスーツルックであります。

ストリートにもスーツルックが見られ、コレクショントレンドの早期採用者であると見ます。
彼等の着こなし方を眺めていると、2つのタイプに分かれることに気が付きます。
1、「引きずられ型」と
2、「振り切り型」です。

前者は保守的で、2012年からの「セットアップスーツ」の延長上にいるイメージ。
後者がチャレンジャーで、正統派スーツを独自のストリート解釈で着こなそうとするタイプ。

保守の定義を「伝統や歴史、先人の経験値を大切にしつつ新しいスタイルを発見しようとする人達」とすると、「スマートファッション」の概念に合致します。

「スマートファッション」とは私の創作語ですが、簡単に言えば
「知識社会化・知識階層化する社会の中で、賢くファッションライフを楽しむ生活者像」です。
(「ボンビー」「ケチな人」「倹約」「価格軸のバリュー」などとは違います)

”階層化する社会”とは格差を示唆し、今はそのようなマーケット・セグメントは有りませんが、近い将来ファッションリーダー像、フォロワーとの関係性を見分ける際の指標になると考えています。

さて3枚の写真の中で、
どれが「スマートファッション」なるものでしょう?
1、「引きずられ型」と
2、「振り切り型」
で考えてみると面白いと思います。

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