2015年9月29日火曜日

ジャケットルック【拡大】

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ジャケットルック【拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2015年09月26日(土)
気温:23度 曇り 13:40~15:10
対象:アーリーマジョリティ中心
母数: 66名
標本数:7名


(・∀・)ノ゛
秋の羽織りもの傾向です。
まず全体を大きく眺めると「ミリタリー・ワーク」テーマが先行しており、いっぽうで
「エレガンス・クリーン」テーマの存在が浮かび上がってきます。
両者は車の両輪の様な関係であったという見方もありますが、
実際は「エフォートレス」の複雑系が広がっているような感覚であります。
その中でジャケットルックは「エレガンス・クリーン」に属しています。
以上が感覚値。
(「分けがわからない」時は 2テーマが存在する点だけ知ってください)

次に数値面で見ると、全羽織りアイテムのうちジャケット比率は約10%でした。

当 分析目的は商品開発ですから、
ファッション層以外と判断した人物は”外れ値”としてあらかじめ撮影から排除しています。
(ファッション層=アーリーアダプタ13.5%+アーリーマジョリティ34%=47.5% ((イノベーター2.5%除外))


さて、
イノベーター理論で言うと「ファッション層47.5%範囲のうち、
10人に1人がジャケットを着用している」ことになります。

写真を見てみましょう。
ジャケットルックにある程度共通してみられた特徴として、
パンツシルエットがスリムフィット型である点に着目します。

ボトムトレンドの主役はイージースラックスなテーパードシルエットで、
”ジャケットルック以外”で確認しています。

ジャケットのシルエット自体に大きな特徴は感じられませんでしたが、
肩パッドの入ったすっきりシルエットに寄ってゆく気がします。
それとは逆に素材のカジュアル化、軽量化は継続しています。

インナーはプルオーバーで、今後ハイネック・タートル比率が増加すると予想。
コーディネート含め全体的な”崩し方”に工夫が凝らされる方向性にあると思います。

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