2015年9月15日火曜日

初秋のプルオーバー【登場】

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初秋のプルオーバー【登場】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2015年09月12日(土)
気温:27度 晴れ 16:15~17:30
対象:アーリーマジョリティ中心
母数:97名



(・∀・)ノ
8月のTシャツに代わるアイテムとして9月のプルオーバーという切り口で現状をメモしておきます。
乱暴に言うとオフボディシルエットのTシャツの素材を布帛に変えたイメージ。


シルエット:
オフボディ・ブラウスっぽいゆとり感。
パンツのウエストにトップスの裾を入れ込んで着るルックが多くみられます。
一方で秋のプルオーバーはアウター要素が強まり、丈は短くなり裾は外に出ます。

ディティール:
”詰まり気味の衿”が新しく、衿下がりが低く衿巾の太いデザインが新鮮に映ります。
無地でベーシックなアイテムだけに、着こなし方等を含めて細部に気を使っている様です。
例えば袖部分を見ると、半袖を捲くってフレンチ気味の着こなし方にしたり、デザイン面では短い着丈の
見え方に反して袖丈は5分であったりと、半端丈バランスに新鮮味を感じます。

カラー:
先週のカラー比率と同様で「ホワイト」「ブラック」「グレー」の3色で全体の約半数の比率を占め、
残り50%を「その他カラー」が奪い合う構図です。

さらに細部へドリルダウンしてゆきますと、
ファッション要素としての使命を担った
「オレンジ」「マスタード」「グリーン」「ブラウン」「グリーン」があって、
「グリーン」はトラッドなシックグリーン、ミリタリーグリーンに分かれます。

いっぽうで、
トレンドの集中化傾向と急激な変換はコインの裏表の様な関係で、
例えば現在、下層部ではミリタリーグリーン、カーキが急激な勢いで成長しています。


自然災害を予測するために専門の研究機関が基礎データを日々収集しています。
アパレルビジネスにおいても類型が必要だと思うこのごろです。

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