2014年1月23日木曜日

衿切り替えのコートに注目

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衿切り替えのコートに注目
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[メンズ]東京・冬のトレンドチェック
期間:2014年01月18日
気温:6度 はれ
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
切り替えトレンドにはもうひとつの「前兆」があります。
「衿切り替え」がそうで、袖から衿へアクセントポイントが移動したと評価することができそうです。

もちろん評価の背景には他にもいくつかのキーワードがあり
それらは主張に対するデータ、データの正当性を説明するための論拠となってます。

さて今回の「衿切り替え」の対象アイテムはコート。
衿素材をチェックしてみると、
ニット、ボア、ファー、配色。

「衿切り替え」を単体で評価すると、
2013年を「前兆」期とし、
2014年が「拡大」期に入ると予測できます。

デザインに落とし込むと、
2014年春夏は、「衿切り替えのシャツジャケット」
2014年秋冬は、「衿切り替えのコート」
が期待アイテムとなります。



あとがき~
「単に現象を捉え、
必要性を唱えることで、その必要性が全てを正当化する」という構造だけでは物足りない。

例えば
「切り替え」が拡大している。
その中でも「衿切り替え」が新しい。
よって「衿切り替え」が必要である。
というすき間だらけの説明。

ところで、
すき間を埋める言葉も大事なのですが、
もっと簡単な評価方法があります。
「誰が着ているのか?」というイノベーター理論に照らし合わせてみることです。
ところが人のマインドセットは時間経過とともに変化しますから、
継続して眺めていないと肝心のファッションリーダーは、今誰なのか?が分からないと思います。
この評価方法のリスクは、「知らないうちに思い込み」になっている危険を孕んでいることです。
それらもすべて理解したうえで、物事を評価できれば良いですね。

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