2014年1月15日水曜日

コートルック=自己テーマ設定型=

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コートルック=自己テーマ設定型=
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・冬のトレンドチェック
期間:2014年01月11日
気温:8度 はれ
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
2月号のファッション雑を多数購入しました。その中には
コートルックが多く掲載されていたのですが、
単品で種類を豊富に眺める編集と、
コーディネートでコンセプチュアルに提案している編集とがありました。

前者は、知識・情報量を武器とし、後者はアイデアや感性を武器にしています。
どちらも価値ある内容ですが、私は後者を支持します。
理由は簡単、ファッションリーダー層が既に発信者としての後者であるからです。


さて、そんな彼等のコートルックの構成要素を独断でざっと分解してみました。

「ブロック」
  四角柄がテーマ。大柄格子のコートに、市松模様のスニーカーの合せ。

「締まって行こう」
  帽子と靴を同色でカラ―アクセント(締まる)。また
  上下スエットにウールコートを昆布巻きのように着る
  着こなしは新年にふさわしい(おせち昆布の意味:
  養老昆布よろこぶ)。などと空想して見ると、楽しい。

「ロールアップ」
  コートの袖とパンツの裾をロールアップ。ソックスと
 袖裏の白が連動。
シャツの衿も白で、ひし形3点アクセントになりますね。



あとがき~
いまは自己表現の時代。

流行と自己表現の折り合いをどのように付けるのか?
ここに個人の創造性を発揮する道があり、その表現活動こそが個性だと思います。
個性とは、楽ちんで獲得できるものでは決してありません。
努力して、失敗して、時間をかけてようやく手に入れるべきものでしょう。

彼等のコートルックは、
”流行を理解した上の自己表現が成されている”と見るべきである と思います。
=自己テーマ設定型=でルックを考え、行動し、
ファッションリーダー的ポジションを獲得するためには資格が要ります。

資格とは、「○○式」とか「○○協会認定」などの資格でなく、
人気ど同義です。もしくは周囲からの支持。

上から与えられるものではなく、自然発生的に湧き上がってくるもの。
ファッションリーダーというより、プチヒーロー?
それとも等身大モデル。

いずれにしても、「全体を俯瞰し未来を創造する力」が必要で、
膨大な量の知識とケーススタディがあり、その蓄積のうえに自己のテーマを設定し、
生れたルックである(はず)だと思います。

キーワードは「繋がり」と「循環」。

0 件のコメント:

コメントを投稿