2014年1月27日月曜日

ジャケットのデザイン化傾向

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ジャケットのデザイン化傾向
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[メンズ]東京・冬のトレンドチェック
期間:2014年01月18日
気温:6度 はれ
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
ジャケットルックは2013秋の復活アイテムでした。
冬に入ってデザイン化の方向で、新たに「前兆」らしきものを確認しました。
2014年のジャケットデザインの方向性は何か?
最近の傾向と未来への対策をメモしておきます。


まず現状把握。
素材はツイードタイプが旬。きれいめの「シェットランドツイード」というよりも、
よりファンシーな「ハリスツイード」「ドニゴルツイード」が気分ですね。
多くのショップで販売されていますが、その量に比べると実際街で見る頻度は少ない。
ここに1つめのギャップあり。

そして個人的には、コール天が少なかったこと(ほぼ無し)が印象的でした、
サージやフラノ系のきれいめウールジャケットも印象に残っていません。

またレディスでは「もこもこ素材」が「拡大」傾向で、
メンズもボアブルゾンなどでファッションリーダー層に見られます。

ディティールは「シンプル」が中心で、「デザイン」が「発生」の段階。
「デザイン」は、”切り替え”と”パッチワーク”
カントリー風のパッチワークは想定内ですが、
”グランジ”の芽があることを伝えておきます。


そして次は未来予測。
デザインのつけ方には2方向あって、素材・シルエットのベクトルに分かれます。

素材は、”ファンシー化”に照準をあてると、
「もこもこ」、「ファー」、「ローゲージニット」「ホームスパン(手紬)風」。

シルエットは、”ロング”に照準をあてると、「ロングジャケット」で
コートとジャケットの中間くらいの丈イメージ。
2014年春にシャツジャケットとして「前兆」の状態が受け継がれることと予想しています。

この他に、「ディティール」、「カラー」情報を取り込んで、
コレクショントレンドなども組み合わせると完成度は高まります。

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