2014年8月15日金曜日

”店頭基点”から、”街頭基点”へ

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”店頭基点”から、”街頭基点”へ
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2014年08月03日(土)
気温:33度 晴れ
対象:アーリーマジョリティ


(・∀・)ノ゛
ウエストをちら見せするショートトップス&ハイウエストのコーディネートが浮上。
昨年にも一部見られたルックですが、今年【拡大】しました。
しかし拡大巾は狭く、商品ライフサイクルにおけるステータスでは【アーリーマジョリテイ34%】の初期段階に留まっています。

今後、「ショートトップス」をどう評価するかは、
どう着こなし提案が出来るか(支持されるか?)で決まると思います。
34%の層にとって良い提案が出来れば伸びるでしょうし、
大した提案が出来なければ消滅に向かうと思います。

良い提案とは何か?に対するアプローチ。
例えば「腹だし提案は難しいかもしれないけれど
秋のレイヤードルックでなら容易になるかもしれない」と考えてみます。

別のアプローチ。
”訪日観光客”で切り取ってみる。
腹だしルックで原宿を観光する欧・米・アジア人らしき女性の姿を多く見ます。
また13年度SC売上高ランキング1位は「成田国際空港 第1・2旅客ターミナルビル」(伸び率24.3%)で、「観光客が順位動かす」と記載されています。

初めから観光客を意識した商品開発アプローチは必ずしも王道で無いと私は考えます。
流動的で顧客の顔が見えません。
34%を捉えるためには、街(ストリート)という単位で顧客を見ることが重要で、
私にとって、”街頭(ストリート)=店頭”であります。


顧客を決める(セグメントする)のはブランド側の仕事で、
顧客の状況に合わせてどう関係を作ってゆくか?評価する。
ものの見方によって行動は変わりますし、街頭情報を下敷きにした施策(PDCA)で有るか無いか?で結果が決まると考えています。

”店頭基点”から、”街頭基点”への移行。
街(ストリート)を基点にしたSPAモデルを構築すべきだというのが私の主張であります。

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