2013年9月4日水曜日

Tシャツトレンド考察(上海トレンド調査)

[レディス]トレンドチェック
2013/07/24(水)・26(金)上海スナップ (港匯広場)
24(水)39度 はれ 17:30~18:00
26(金)40度 はれ 16:00~17:00




Tシャツは、上海女子の夏の定番アイテム。
傾向をキャッチしておくことは大切であります。
今回は写真とともに簡単なグラフを使ってファッション層全体におけるTシャツトレンドを俯瞰してみます。


シルエットは、ビッグシルエットが登場。一方でベーシック型も依然多く、両者が共存しています。
比率は、ビッグシルエット系が44%、ノーマルシルエット系が56%でした。

 
 
 
 
 
ディティール面での目新しさは、「フレンチ袖」、「切り替え」。
衿はラウンドネック系が95%。良く見るとラウンドの形状が個々少しづつ異なっています。
丸の大小、ややボート気味、ややUネック気味など。
これは趣向性と見ることができるかもしれないと思いました。継続チェックします。

パターン(柄)を切り口に、
切り替えを含んだ無地系、ボーダー系、幾何系(ドット、星)、ロゴ系、写真使い、キャラクター系、分類不能の7項目で分類してみると以下の結果となりました。
無地系     8%
ボーダー系   29%
幾何系     8%
ロゴ系     16%
写真使い    8%
キャラクター系 8%
分類不能    23%

 
 
 


柄トレンドに関しては、集中型ではなく、分散型であると言えそうです。
日本の様な群がるような分かり易いトレンドでは無く、個人主義を前提とした分かりにくいトレンドが存在しているのかもしれません。
中国トレンドを広く捉えるには、もっともっと母数が必要でしょう。
広く捉える必要があるのかどうかさえ、まだ良く分かりませんが。。。


まとめますと、
シルエットはトレンド系とコンサバ系の2タイプに分かれ、
ディティールにはトレンドと、趣向性の様なものが存在する。
しかし、柄には個々でバラツキがあり明快なトレンド性は確認できなかった。




0 件のコメント:

コメントを投稿