2013年9月3日火曜日

柄パンツは希少?(上海トレンド調査)

[メンズ]トレンドチェック
2013/07/24(水)・26(金)上海スナップ (港匯広場)
24(水)39度 はれ 17:30~18:00
26(金)40度 はれ 16:00~17:00



 
 
(・∀・)ノ゛
2013年夏、東京では柄ボトムは徐々に広がり大きな波となりました。
8月頃には2014年に繋がる新しい柄域も出現しています。
しかし上海では、希少であります。そのような状況の中「柄パンツ」のテーマで写真を抽出してみました。
幾何プリント、ぼかし染め風、マドラスチェック風、ボーダー。
随分と東京トレンドとは異なるようです。
今回の調査では、柄パンツと無地パンツの比率は 83:17 。
 
 
 

 
注釈として、これはファッション層における柄パンツ比率の値です。
観測地におけるファッション層の絶対数は少なく、実際の体感値はもっと低い。
 
 
 
 
 
 
追記:
”メンズの柄パンツは中国ではあまり売れない”
仕事先の中国アパレルで何度か聞いた言葉であります。
言語・文化の壁、状況の違いなど、諸条件がありますから、
そのまま額面通りに受け取ることは出来ないかもしれません。
さて、いつもの場所でリサーチをしていましたら、
ファッション層と見られる数人に柄パンツが確認できました。
日本に帰って来て写真を編集していると、「これがファッション層?」と
自分でも疑問を感じることが良く有ります。現場で見て感じ取る感覚と、日本で見て感じる感覚には大きな乖離があることに、我ながら驚かされます。
そして、今回の1件もそう。
この写真の人達は、ファッション層であります。
そういう目線でもって、柄パンツの動向を見守ってゆこうと思います。
これは中国でアパレルビジネスを行ってゆくうえでとても重要な事なのです。
この作業はファッションスナップではなくマーケティングです。
調査分析、仮説立案、商品化、販売と、一連の作業の中でいちばん最初に行う情報収集過程です。
 
 
 
 

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