2013年9月12日木曜日
【イオンの中国戦略】
2013/9/4付 繊研新聞 1面
「イオンの中国事業」 より
概略:
2015年までは基盤固め
2016年からドミナント(集中出店)
2020年売上目標 4兆円
現状:
出店数58 2013年7月20日時点 香港含
出店エリア 広東省、山東省、北京、天津
標準売り場面積 7、500㎡規模
2015年までの方針:
標準売り場面積 15,000㎡規模のGMS開発と運営
モールとGMSの一体運営のしくみ構築
2014年4月 蘇州に次代モデル1号店
イオントップバリュチャイナが中国事業のMD一元管理を担うとの予測
抜粋転載終了
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私見:
中国アパレルODM実務から見る将来の姿
私はディレクターとして中国の大手アパレル デザイン部門等に訪問し、商談を重ね、彼等のやり方を教えてもらいました。
そこで得た経験 教訓は何ものにも代えがたいものとなるんだろうな・・とおぼろげに感じつつ毎日を生きています。
まだ人に語れることなどなにも有りませんが、
商品企画実務者の立場で思うことは、中国の仕事は単に仕入先の1社としてでなく、もっと深く内部に組み込まれるような関係の構築が何よりも重要であるという事です。
経営層にデザインのシステムを提案し、デザイン部門の人的協力を取り付ける。
これを実現することはほとんど奇跡に近いと言われます。が、目指さねばなりません。
記事の最後、「イオントップバリュチャイナが中国事業のMD一元管理を担うとの予測・・」の一文が目に留まりました。
私にも様々な困難が想像できます。
企業文化も競争ルールも個人の価値観も、何から何まで日本とは違う環境下でありますが、
でも1つだけ共通することがあります。
顧客にとって、何よりも大切なのは商品そのものだ ということ。デザインで結果を出すということ。
デザイナーは評価を追及し、マネージャーは利益を追及する、あたりまえの構図です。
結局のところ、それ以外に考えられない。
商品が店頭に並ぶまでに、本当に様々なハードルがあり1つ1つクリアして行かねばなりません。
でも、最後は商品力であると考えたい。
だからこそ、私は自分の役割りとしてマーケティングを大切にするのです。
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