2013年4月11日木曜日

相対と絶対 について


正当化の背景は何処を見れば良いでしょう?
相対と絶対をチェックすれば良い。
そして相対だけで議論される事が多いという現実もおさえておく。

これはデザインの現場でも良くある事で
判断を誤らないためのテクニックのひとつだと思います。

テクニックでありますから、
それぞれチェック項目があります。

巷にはコーチングスキルとして確立し公開されているものが幾つかあります。
普遍的であるとは言え、
各業界の現場にはそれぞれ最適化されたテクニックなりがあるもの。

私の場合まず大雑把に 組織(ヒト)と商品(モノ)に分けてみる。

まず組織(ヒト)。
組織はそのものが人間関係で成り立っている相対的なものであります。
ポイントは、統治の正当性を見つけること。

そして商品(モノ)。
こちらも相対的で、正当性または絶対的な存在が統治のために必要になる。
絶対的存在を、ロイヤルティ とすると、
正当性を、顧客に伝える力、MD力 とする。

どちらに軸足を置くかで、自ずと商品に差が出てくる。

将来の課題として私達が考えなければならないのは、
”絶対的なものは、ますます顧客の側に移る”ということ。
企業・組織の理論から離れた、顧客側の手の中にあると考えます。

だったらどうする・・・
私はポピュリズム的なものでは無く、影響力で判断したい。
影響力は、民衆の価値観の総意でありますから、
総意が形成される構造を見れば良い。

”そこにあるそのもの”
絶対値をトレンドという相対の中から見出す作業がストリートリサーチという行為なのかもしれません。

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