2013年7月8日月曜日

スイート系の拡大(上海)2013/07/08

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スイート系の拡大(上海)
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[レディス]トレンドチェック
2013年6月12日(水)24度 曇り
南京西路2号口 マークス スペンサー前






どちらかというと体のラインを隠すようなオフボディシルエットや、
女の子っぽい可愛いディティールはあまり好まれていない様に感じていました。
街で見ることも少ないし、実際店頭を見ていても客数は少なかった。

が、最近になって(2013年頃から)街の状況は少しづつ状況が変わりつつあります。
いや、仕事の中で実際に潮目が大きく変わってきているなと感じます。

我々は今、何をなすべきか?
投資はタイミングが重要ですから
私はディレクターとしての使命を果たします。

そのような意味において、街と店を定点で分析する作業はとても重要だと考え実行している次第です。。

さて、「スイート系の拡大」についてが今回のテーマ。
写真の4名の中国人は、現地の環境下で見るとファッション層に該当します。
日本のファッション層と比べると、依然大きな差がありますね。

個別に着こなしをチェックすることに、意味があるのかどうか?
ちょっと疑問を感じつつ、ちょっとポイントのみを列記。
1-ワンピース
2-シフォンスカート
3-アシメトリーヘム
4-オーガンジー等の透け素材切り替え
5-ヌードカラー
6-ショルダーバッグ
7-フェイクジュエリー(首、手首、耳)



追記:

現地のデザインで大切だなと思うのは、”1枚着でそれっぽく見える”ということ。
必然的に”ワンピース”が良さそうだ ということになり、
バリエーションとして”オールインワン”や”セットアップ”と広がってゆきます。

背景にあるものは、
「1点豪華主義(単品主義)」と「ファッション経験の未熟さからくるもの」です。
言い換えると「趣向性」と「成熟度」。


趣向性と成熟度の双方を理解し、タイミングを見図って商品を投入する。
これが企業側の、今なすべき努力。
こんなこと、誰もが理解しているあたりまえのことなんですが、
なかなか継続が出来ないようです。
そうこう言っているうちに、他国の企業に持っていかれてしまう危険さえあります。




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