2013年5月7日火曜日

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ネオンイエロー(上海トレンド調査)

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[レディス]トレンドチェック

2013/04/13(土)・14(日) 上海スナップ (港匯(ガンフイ)広場)

13(土)27度 はれ 15:00~16:00

14(日)24度 はれ 16:15~16:45

 
 
 
 
日本の2013春のトレンドカラーは、何でしょう?
→業界トレンドとしてレインボーカラー、ストリートトレンドとしてはブルーを採り上げることができます。
上海の2013春のトレンドカラーは何でしょう?
→前者は共通で、ストリートトレンドとしては ”ネオンイエロー”を採り上げることができます。

で、ここまでは誰もが調査できる範囲。
では ”ネオンイエロー”はどこから来たのか?
トレンドとの関係性は?
について明快な説明をするには地域密着型でないと難しいと感じました。

ここで重要になってくるのがマーケティング。自社商品のことではなく、マーケットを見ることが必要で、とりわけ ストリートリサーチがベストであるというのが私の立ち位置です。
マーケティングミックスで強いブランド作りを目指します。

本題にもどり、
”ネオンイエロー”の出所は「七浦路(チープール―)」というエリアにあり、その背景は韓国です。
韓国の背景には欧米コレクショントレンドがあります。
この時点で、日本と上海のカラートレンドに落差が生まれてしまっているブランドも多いと思います。

ではどうする?
安易に、ネオンイエローのアイテムを差し込むことはブランディングの目線から見ると危険。早死にする。
でも目の前にある売りあげを取りに行かねば飢えてしまう。

もう少し、広く周りを見渡してみる。
すると興味深いことに気が付きました。
”ブルー”のトレンドも、ある。という事実。
ただし、客層が違います。

”ブルー”のアイテムを取り入れる客層は、ネオンイエローのアイテムは着ない。
極端に表現するとそのようになります。
そして”ブルー”を打ち出すことはブランディングに関係する重要なことと考えます。
諸事情、競争関係を理解したうえで、それでもなお当ブランドはこれだ!を強くメッセージすること。

顧客に対する”説得性”をデザインで表現する時代だと思います。


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