2014年11月6日木曜日

アイテムのカラー化傾向/メンズ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アイテムのカラー化傾向/メンズ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2014年10月25日(土)
気温:20度 晴れ 14:30~15:45
対象:アーリーマジョリティ周辺


(・∀・)ノ゛
先日レディスで”アイテムのカラー化現象”(カラースカート拡大 2014/11/04 )をレポートしましたが、
メンズにも同様のカラー化現象があります。
2015春夏コレクショントレンドを参照すると、「70年代」というビッグワードがあり、
グリーン、ブルー、ピンク、レッド、マスタード(ゴールド)などが注目カラーとされております。
ここを到着点として逆算してみると、進むべき(?)ベクトルが浮かび上がってくると思います。
(ベクトルとは、大きさと向きを持った量のこと)

カラー化は様々なアイテムに見られますが今回取り上げるアイテムはコート。
昨シーズンの売れ筋であったコートにブランドのシーズンカラーを乗せて
「販売実積80% + トレンド要素20% = 売上を作る目的の商品」をデザインすることとなります。
一方で戦略的に
「販売実績20% + トレンド要素80% = ブランディング目的の商品」を組み込む必要があります。

言うまでも有りませんが、
前者は「今を生きるため」のデザイン。「後者は未来を生きるため」のデザインであります。

写真を眺めます。
レッド、イエローのコート姿というだけで街で目を惹くのが現状。
もう少し先を想像すると、右端の様に、色アイテムを3つ組み合わせる姿も面白い。
多数の色アイテムを組み合わせたルックを「マルチブロッキング」コーディネートと呼ぶこととします。
大きな括りでは2015の春夏の「70s」テーマと合致しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿